スーザフォン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/09 07:16 UTC 版)
スーザフォン(英: sousaphone)は、アメリカの作曲家ジョン・フィリップ・スーザによって考案された、大型のバルブ式低音金管楽器である。スーザホン、スーザホーン、スーザフォーンとも。
- 1 スーザフォンとは
- 2 スーザフォンの概要
- 3 歴史
スーザフォン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:30 UTC 版)
Bb管のチューバと同じ管長を持つ低音金管楽器。アップライト(上向き)ベルのチューバでは歩行中の演奏が困難であることから、管を体に巻き付けるような形状のヘリコーンバスと呼ばれる楽器が生み出され、さらに改良されて今日のスーザフォンとなった。かつては、大きくて目立つことと、どこかしら愛嬌のある容姿から、マーチングバンドの代名詞的存在であった。近年では、音楽的表現においてチューバに劣るとされ、マーチングチューバに置き換えられる傾向にある。しかし「低い音が出る楽器=大きい」という直感的に分かりやすい視覚効果は、他の楽器には代え難い魅力である。また、楽器の操作の習熟のために長時間の訓練を要するマーチングチューバと異なり、スーザフォンは担ぐだけで演奏が始められる。問題となる音色も、優秀なチューバ奏者が演奏する限りでは、軽量化のためコンパクトに設計された3/4サイズのマーチングチューバより、むしろ良い結果が得られる。また自衛隊の音楽隊でもスーザフォンが使用されている。
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スーザフォン
出典:『Wiktionary』 (2021/07/15 12:23 UTC 版)
名詞
スーザフォン
- 大型のバルブ式低音金管楽器。近年では、主管は合成樹脂でできているものが殆ど。チューバの派生楽器であり、円形にまかれた部分を袈裟懸けのように肩に懸け、立った状態で演奏する。マーチングやジャズなどでよく使われる。
語源
翻訳
- イタリア語: susafono
- 英語 : sousaphone (en)
- スウェーデン語: sousafon
- スペイン語: susáfono
- 朝鮮語: 소읏앞온어 (soeusaponeo)
- ドイツ語: Sousafon
- フィンランド語: sousafoni
- フランス語: soubassophone
関連語
固有名詞の分類
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