フリューゲルホルンとは? わかりやすく解説

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フリューゲルホーン【(ドイツ)Flügelhorn/(英)fluegelhorn】

読み方:ふりゅーげるほーん

金管楽器の一。トランペットに似るが、管が太くベル大きい。現在では、主にジャズ使用。フリューゲルホルン。


フリューゲルホルン[fluelhorn(独)]

フリューゲルホルン〔フランスビューグルBugle)、イタリア名フリコルノ・ソプラノ(Flicorno Soprano)〕は日本では馴染みのない楽器だが、フランス系編成による吹奏楽や、イギリス金管バンドなどでは常置されている。Bb管のトランペット同一管長構え方同じだが、円錐部分の多い太めの管でコルネットよりもさらにずんぐりとしている。その起源小型弓状牧畜狩猟ラッパ求められるが、直接には軍用信号ラッパバルブ取り付けて改良したもので、1840年頃までにヨーロッパ金管バンド広まった音色甘く気品にあふれるが、同時に地味で強奏には向かないことから、競合するトランペットコルネットにその地位奪われている。オーケストラ曲での用例きわめて少ないが、ストラビンスキーの「トレニ」やボーン・ウィリアムズの「第9交響曲」にフリューゲルホルンの効果的なソロ聴くことができる。またレスピーギ交響詩「ローマの松」では、ローマ軍進攻暗示するためにフリューゲルホルンを含む金管アンサンブル用いられている。

フリューゲルホルン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 08:20 UTC 版)

フリューゲルホルン: Flügelhorn, : Flugelhorn)は、金管楽器の1種であり、ビューグル属の楽器である。 時として(英語風に)フリューゲルホーンとも呼ばれ、しばしばフリューゲルと略称される。「フリューゲル」(Flügel)はドイツ語で翼の意味である。


注釈

  1. ^ なお、初版ではフリューゲルホルンが指定されている。

出典

  1. ^ Royal Bavarian privilege for a "chromatic Flügelhorn" 1832
  2. ^ Pietà, No. 61½”. www.youtube.com. Youtube (2021年5月20日). 2022年4月27日閲覧。
  3. ^ 『ピエタ』のフリューゲルホルンの音域は5オクターヴ近くにまで拡張されています。”. www001.upp.so-net.ne.jp. kst-info (2021年1月26日). 2022年4月27日閲覧。


「フリューゲルホルン」の続きの解説一覧

フリューゲルホルン (Flugelhorn)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:17 UTC 版)

英国式ブラスバンド」の記事における「フリューゲルホルン (Flugelhorn)」の解説

通常1名。コルネットと同じB♭調性を持つ。コルネット比べ、管が太いため、柔らかな音色になる。ゆったりとした場面でソロ担当することが多い。コルネット比べて高音域の演奏難しい。実音対し長2度高い音にてト音譜表記譜される。

※この「フリューゲルホルン (Flugelhorn)」の解説は、「英国式ブラスバンド」の解説の一部です。
「フリューゲルホルン (Flugelhorn)」を含む「英国式ブラスバンド」の記事については、「英国式ブラスバンド」の概要を参照ください。

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