アルトトロンボーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/16 19:27 UTC 版)
アルトトロンボーン(alto trombone)は、アルトの音域をもつトロンボーンである。ソプラノトロンボーンとテナートロンボーンの中間に位置する。最も一般的なトロンボーンであるテナートロンボーンよりもやや小ぶりの楽器である。音色もテナートロンボーンに比較してやや明るく軽やかである。
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- 1 アルトトロンボーンとは
- 2 アルトトロンボーンの概要
- 3 アルトトロンボーンが活躍する曲
アルトトロンボーン (alto trombone)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:39 UTC 版)
「トロンボーン」の記事における「アルトトロンボーン (alto trombone)」の解説
テナートロンボーンよりも小ぶりで、標準的には4度高いE♭管である。5度高いF管、さらにはD管の楽器も存在する。B♭管の迂回管や、トリルキィと呼ばれる半音分の迂回管を持つものもある。人の声とよく溶け合い、前期ロマン派までのオーケストラ曲や、トロンボーンアンサンブル曲などで用いられることが多い。専門の奏者はおらず、テナートロンボーン奏者が持ち替えて演奏する。標準的な設計は存在しないが、11.9 - 12.5 mm程度のボアと、6.5 - 7インチ程度のベルを持つことが多い。マウスピースは細管テナートロンボーン用のものと共通で、特にカップが浅い物を使用する。リム径は奏者によって様々である。
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