コントラルト【(イタリア)contralto】
アルト
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アルト(伊 alto)は、女声の声域(声種)のひとつで、コントラルト(contralto)とも言う。テノールよりも高い音域を指す。現在では女性の低い声を言い、また合唱における女性の低い声部を指す。楽器の名称にも転用され、中声部の楽器に用いられる。
- ^ スィー 1972, p. 114.
- ^ スィー 1972, p. 168.
- ^ “contralto”. The New Grove Dictionary of Music and Musicians. 6 (2nd ed.). Macmillan Publishers. (2001). pp. 370-372. ISBN 1561592390
- ^ “alto”. The New Grove Dictionary of Music and Musicians. 1 (2nd ed.). Macmillan Publishers. (2001). p. 429. ISBN 1561592390
- ^ フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・ロッド=マーリング 『うたうこと 発声器官の肉体的特質』 須永義雄・大熊文子訳 音楽之友社、2000年、111頁。ISBN 4-276-14252-0
- 1 アルトとは
- 2 アルトの概要
- 3 「アルト」の入った楽器名
- 4 参考文献
コントラルト(またはソプラノ)
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「サクソルン」の記事における「コントラルト(またはソプラノ)」の解説
変ロ調の移調楽器で、管長は4.5フィート。記譜よりも長2度低い音を出す。変ロ調(B♭管)のトランペットと音域はほぼ同一であるが、より管が太く、柔らかい音質を持つ。イタリアではフリコルノ・ソプラノと呼ばれる。 現代フランスではビューグルと呼ばれる。フランス以外では19世紀後半以降はあまり使われず、ドイツではフリューゲルホルン、イギリスではフリューゲルホルンやコルネットで代用される。 上記のようにこの楽器は「ソプラノ」とされることがある。また、イギリスでは「アルト」と呼ばれることもある(その場合、アルトは「テナー」と呼ばれる)。 レスピーギの『ローマの松』でバンダに用いられる楽器の1つである。
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