海の絵とは? わかりやすく解説

うみのえ〔うみのヱ〕【海の絵】

読み方:うみのえ

原題Sea Picturesエルガー連作歌曲集。全5曲。メゾソプラノまたはコントラルト管弦楽のための作品1897年から1899年にかけて作曲


海の絵

作者柏木節子

収載図書最後の航海
出版社書房
刊行年月2001.11


海の絵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 01:07 UTC 版)

海の絵』(うみのえ、Sea Pictures作品37は、エドワード・エルガーが作曲したメゾソプラノ(またはコントラルト)と管弦楽のための連作歌曲集である。

概要

1899年6月19日に『エニグマ変奏曲』の初演が行われて大成功を収め、一躍名声を博したエルガーは、同年の夏に妻キャロライン・アリスと共に郷土モールヴァン丘陵近辺のストリッジにあるバーチウッド荘で過ごした。この歌曲集『海の絵』は同年7月にバーチウッド荘で書き上げられ、初演は同年10月5日ノリッジ・フェスティヴァルで、コントラルトのクララ・バットの独唱とエルガー自身の指揮により行われた。

エルガー唯一の管弦楽の伴奏が付いた連作歌曲であるが、同時に数少ないメゾソプラノのレパートリーとしてイギリスでは愛好されている。

楽器編成

フルート 2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、チューバ1、ティンパニタムタム大太鼓シンバルハープオルガン(使用任意)、弦楽五部メゾソプラノ(またはコントラルト)独唱

構成

5曲からなり、演奏時間は約20分。

第1曲 海の眠りの歌 Sea Slumber Song
詞はローデン・ノーエル英語版による。
第2曲 港にて(カプリ) In Haven (Capri)
詞はキャロライン・アリス夫人による。「ヘイヴン」は「港」のほかに「安息日、避難所」などの意味も兼ねている。
第3曲 海上での安息日の朝 Sabbath Morning at Sea
詞はロバート・ブラウニングの妻エリザベス・バレット・ブラウニングによる。
第4曲 珊瑚礁のあるところ Where Corals Lie
詞はリチャード・ガーネットによる。
第5曲 泳ぐ人 The Swimmer
詞はアダム・リンゼイ・ゴードン英語版による。

外部リンク


「海の絵」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「海の絵」の関連用語

海の絵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



海の絵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの海の絵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS