愛の挨拶とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > 管弦楽曲 > 愛の挨拶の意味・解説 

あいのあいさつ【愛の挨拶】


愛の挨拶

作者諸井

収載図書夕餉仕度匂いがする
出版社講談社
刊行年月1986.12
シリーズ名講談社文庫


愛の挨拶

作者横光利一

収載図書愛の挨拶・馬車純粋小説論
出版社講談社
刊行年月1993.5
シリーズ名講談社文芸文庫


愛の挨拶

作者高尾五郎

収載図書ゼームス物語 第3巻 山に登りて告げよ
出版社清流出版
刊行年月2004.8


愛の挨拶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 03:26 UTC 版)

『愛の挨拶』
フランス語: Salut d'amour
1899年版の表紙
作曲者 エドワード・エルガー

愛の挨拶』(あいのあいさつ、フランス語Salut d'amour作品12は、イギリスの作曲家エドワード・エルガーが作曲した楽曲。

概要

1888年キャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲で、エルガーの作品中では初期のものである。タイトルは当初、ドイツ語を得意としていたアリスのために “Liebesgruss” (意味は同じ)と名付けられたが、出版に際して出版社からフランス語に変更を求められ、“Salut d'amour” としたものである。なお、英語タイトルは "Love's Greeting" という。楽譜の売れ行きは好調だったものの、エルガーには数ポンドの収入しかもたらさなかった。まだ、エルガーはこの時期には厳しい生活環境だったという。

元々エルガーのピアノの生徒であったアリスは8歳年長(当時39歳)であり、宗教の違い(エルガーはカトリック、アリスはプロテスタント)や、当時はまだ無名の作曲家と陸軍少将の娘という身分格差から、アリスの親族は2人の仲を認めなかったため、反対を押し切っての結婚であった。

エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などいくつかの版を残した。他にも各種の編曲がなされ、エルガーの作品の中では行進曲『威風堂々』第1番や第4番に並んで有名な部類に入る。優美な曲想が幅広い支持を集めている。

ホ長調、4分の2拍子のシンコペーションで緩やかに始まり、有名な旋律が現れる。中間部はト長調の簡明な展開。すぐにホ長調主題が再現し、コーダで多少高揚があって終結する。


こんにち、日本人演奏家の間でも人気の高い小品の一つである。ヴァイオリン版では、原曲のホ長調(E dur)で演奏される場合は高度な音程技術が要されるため、開放弦を用いる事で技術的に容易となるニ長調(D dur)で演奏される事も多い。チェロ版はニ長調。なお編曲の際にはしばしば移調される。

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「愛の挨拶」の関連用語

愛の挨拶のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



愛の挨拶のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの愛の挨拶 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS