フリューテッドアーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/30 13:47 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2017年1月)
|
フリューテッドアーマーまたは溝付甲冑(英語:fluted armour, IPA[ˈfluːtᵻd ˈɑːmə(r)], ドイツ語:Riefelharnisch)とは、16世紀初頭に開発された西洋の甲冑の一種。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の命により開発されたことから、マクシミリアン式、マクシミリアン甲冑(Maximillian armour)ともいう[1]。
概要
甲冑の重量を軽減するため、従来の甲冑より薄い鉄板を使用している。薄い鉄板の強度不足を補うため、表面に幾筋もの溝 (flute) 状の凹凸を打ち出し、それまで重さ40キログラムもあったものを18キログラムまで軽減した。
ギャラリー
-
フリューテッドアーマー(左斜め前)
-
フリューテッドアーマー(後)
-
グロテスク・マスク付きのフリューテッドアーマー
脚注
関連項目
- コンラート・ゾイゼンホーフェル 考案者。マクシミリアン1世お抱えの職人
- コルゲート(波板) 同様の金属加工技法で現代もトタン板など広く用いられる
- ユンカース 神聖ローマの後衛に当たるドイツの航空機メーカー。波板構造で知られる
フリューテッドアーマーと同じ種類の言葉
アーマーに関連する言葉 | レザーアーマー ラメラーアーマー アーマー コンバットアーマー フリューテッドアーマー |
- フリューテッドアーマーのページへのリンク