阪急宝塚本線
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宝塚本線(たからづかほんせん)は、大阪府大阪市北区の大阪梅田駅から兵庫県宝塚市の宝塚駅までを結ぶ阪急電鉄の鉄道路線。宝塚本線自体を指して、またはその支線である箕面線を含めて通称宝塚線(たからづかせん)と呼ばれる。ラインカラーは箕面の紅葉からオレンジ(■)。
注釈
- ^ これは、蛍池駅のホーム有効長が8両編成分しかないため。2022年12月改正の全列車8両編成化後も急行との差別化のため、引き続き通過する。
- ^ 過去には、1995年6月改正から1997年11月改正時にも平日夕方に急行梅田発雲雀丘花屋敷行きが設定されていた。また、1997年11月改正時点では平日の9時台及び土曜日の朝(当時は土曜ダイヤがあった)にも設定されていた[11][12]。
- ^ 厳密に言えば、同区間は競合する福知山線の方がさらに終電が遅い。
- ^ 1986年12月14日時点のダイヤでは、平日梅田駅8時15分発で普通曽根行き、曽根駅8時42分発で普通梅田行きが設定されているが[16]、1989年12月16日時点のダイヤでは、梅田発は雲雀丘花屋敷行きに延長され、曽根発も時刻変更により統合されている[17]。
- ^ 1995年6月4日改正当時の宝塚本線列車運行図表(1号表)によると、朝ラッシュ時の宝塚駅発の列車は全区間を10両編成で運転していた。
- ^ 実際は特急と急行を20分間隔で交互に運転。ただし普通も梅田駅 - 宝塚駅間と梅田駅 - 雲雀丘花屋敷駅間を20分間隔で交互に運転することで梅田駅 - 宝塚駅間の日中は毎時9本に増発となった。
- ^ 宝塚駅のみ、2010年 - 2018年まで今津線の列車ではあるが直通特急が発着していた。
- ^ 梅田発の場合、長らく臨時特急が0分・20分・40分発(臨時特急と被る急行は2分・22分・42分発に変更)であったが、その後昭和末期から20世紀末頃までは臨時特急が2分・22分・42分発となった後、最末期の臨時特急は4分・24分・44分発とした。
- ^ 5100系は阪急初の新造冷房車であり、3路線(神戸・宝塚・京都)への投入が当初から計画されていた。それ故に、当初は「6000系」を付与する予定だったが、運行指令業務などにおいて大阪市交通局60系電車(大阪市営地下鉄堺筋線との相互直通運転で京都本線を走行する)との混同を避けるため、5000番台で空いていた「5100系」に変更されたという経緯があり、宝塚本線向け車両を表す「X100系」とは意味合いが異なるが、後年の転属で今津線用の6両編成1本を除き宝塚本線・箕面線に集約されている。
- ^ 2000年 - 2003年の特急運転時間帯と、正月臨時ダイヤ適用日の日中を除く。
- ^ 反面、上りの中津駅 - 梅田駅では発着時刻の都合で普通・急行とも徐行運転を強いられるようになった。
出典
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- ^ 豊中市南部地域の交通インフラ将来構想検討支援業務委託仕様書 (PDF) - 豊中市都市経営部 創造改革課 p.1、2020年9月13日閲覧。
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