コスト‐パフォーマンス【cost performance】
コスト・パフォーマンス
一般的に投資金額(支払い金額)に対する効用、または価値。商品の購入に際し、価格と価値のバランスをよく考えるようになった消費者の購入態度のこと。消費者が商品選択をする際の価値尺度として、「まあまあの価格で、良質の商品を」という考えが強くなっている。このような、価格と品質とのバランス感覚をさしており、じっくり商品を見て必要度を点検するようになった最近の消費者の購入態度を示したものである。したがって、商品開発に際しては、品質・機能と価格とのバランスをよく検討し、いわゆるリーズナブル・プライス(相応な値段)の商品、消費者を納得させ得る商品開発が、一層重視されなければならなくなっている。
【コスト・パフォーマンス】(こすと・ぱふぉーまんす)
Cost performance
日本語にすると費用対効果。物の製造費・維持費・運用費など様々な支出(コスト)に対し、どの程度の見返り(パフォーマンス)があるかという意味。
現代の兵器においては、これが最も重要視されているといわれており、特に現在では金の壁によってそれが顕著に現れている。
「コスト・パフォーマンスがよい兵器」と言えば少ない支出で大きな成果を上げることのできる兵器であり、「悪い」といえばその逆になる。
ローコストで大量に運用できるモノが良い物と思われがちだが、少数で大きな戦果をあげるハイテク兵器も登場している現在では、何を取るかは各国軍の考え方次第である。
コストパフォーマンス
ある製品をつくるのに必要な原価に対して、その製品がどれだけの性能をもっているかを比べたときの割合をいう。性能の評価項目のひとつであり、コストパフォーマンスが高いとは製品のコストのわりには性能が高いということになる。追加コストをかけることによって性能や見栄えなどが向上し、大幅に販売量が増えれば、かけたコストのパフォーマンスがよいことになる。逆にコストパフォーマンスを高める手法として、性能をそのままにして分母(コスト)を下げてもよい。すなわち値段のわりに機能、性能がよく割安感のあることを指し、購入価格だけにとどまらず燃費、保険、修理などを含む生涯コストを対象にいう。
コスト・パフォーマンス cost performance(ratio)
コストパフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 06:46 UTC 版)
コストパフォーマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 18:33 UTC 版)
「マウスコンピューター」の記事における「コストパフォーマンス」の解説
大手家電メーカーの製品と比較して、相対的な低価格を実現させるために様々な企業努力を行っている。たとえばアロシステムやシネックスと「PCジャパン」を設立して、部品の大量購入・共同生産・物流の一本化などのサプライチェーン・マネジメントを行ったり、コールセンターが集積する沖縄の「情報特区」で電話サポートを行って人件費抑制を図っている。この価格競争力が商品の最大の強みである。 マウスコンピューターは日経パソコンの「パソコン満足度ランキング」のデスクトップ部門で、2008年から連続してトップ10に入っている。最高は2008年の2位で、その後徐々に下落し2011年は8位である。特にコストパフォーマンスが評価されており、2008年には1位を記録した。一方でサポートは2011年に11位に下落している。
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