価格競争力
価格は販売力に影響をおよぼす大きな要因。同クラスで同種の自動車の性能、装備や各種持ち味を比較し、価格と照らし合わせた価値を価格競争力という。その価値が高ければ価格競争力を高める。新車時に値引きが大きいモデルは価格競争力が低いということになる。輸出する場合、通貨の為替レートが価格を上下させ、円高ならば現地での価格競争力を低下させ、円安ならば価格競争力を強める。一方、営業力や技術力などの価格以外の販売力要素を非価格競争力と呼ぶ場合もある。そのクルマのリセールバリュー、すなわち中古車としての残存価格も非価格競争力の要素として大きい。
価格競争力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:35 UTC 版)
事業上で発生した費用を上回る価格で、商品を市場で販売し、損益計算書上の資本に対して適切な利益を生み出す状態にあれば、その企業は価格競争力があると言える。価格競争力は、標準化された商品を扱う市場において特に重要である。商社は、取り扱い商品点数が多くなり、一品あたりにかかる費用を抑え、価格競争力を高めることができる。
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