日本無軌道電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/30 16:35 UTC 版)
日本無軌道電車(にほんむきどうでんしゃ)は、兵庫県にかつてあった、阪神急行電鉄(阪急電鉄の前身)宝塚本線の花屋敷駅(後に雲雀丘駅と統合され廃止)近くの花屋敷停留所[4]と新花屋敷[1](現在の川西市満願寺町付近。満願寺町は川西市の飛地)の間を結んでいた無軌条電車(トロリーバス)路線。日本初のトロリーバス路線として開業したが、開業してから4年で廃線となった。
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- ^ a b c d e 吉川 (1994)に掲載されている路線勾配図および1927年11月15日付時事新報(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)では本社前、森 (2012)では長尾台
- ^ a b 吉川 (1994)に掲載されている路線勾配図では1,327m
- ^ a b 今尾 (2009)では500V
- ^ a b 森 (2012)によると、阪急花屋敷駅付近の私有地の使用承認が得られなかったため、阪急花屋敷駅から北に130m離れたところに花屋敷停留所を設置している。
- ^ 『人事興信録. 7版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 従来、軌道法を管轄する内務省と鉄道省の協議では、無軌道電車の出願に対して却下する方針であった。
- ^ 1927年11月15日付時事新報(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)。また、認可にあたっては内務省の現地視察などの結果、乗合自動車営業取締規則を参考とした。
- ^ 『帝国銀行会社要録. 第17版(昭和4年)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 田中は1929年11月21日から出社後行方不明となっていたが、当日に南海電車の大和川踏切での事故で轢死していたことが約一か月後に判明した。
- 1 日本無軌道電車とは
- 2 日本無軌道電車の概要
- 3 沿革
固有名詞の分類
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