ベイリゾート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:39 UTC 版)
2008年から2011年まで設定されていた。東京ディズニーリゾート利用者を主なターゲットとした特急であり、小田急線主要駅と東京ディズニーリゾート最寄駅の舞浜駅を有する京葉線との乗換駅である東京メトロ有楽町線新木場駅までを、土曜日など年間30日程度の特定日に、朝(8:04)新木場駅着と、夜(21:00)新木場駅発の1日1往復、60000形「MSE」にて運行した。有楽町線内は豊洲駅にも停車し、臨海副都心地区への利用客にも配慮した形になっている。 ただし、特急列車ではありながら運行速度は決して速いものではなく、特に東京メトロ線内では、千代田線と有楽町線のこの列車が走行する区間中に待避設備がないことから、前を走る電車を追い抜くことができず、加えて多くの途中駅で停車するため、ゆっくりとしたペースで走っていた。 有楽町線ホームドア設置の関連で2011年10月以降運行を休止し、2012年3月17日のダイヤ改正により正式に運転中止となった。 上り「ベイリゾート90号」 土休日の朝に運転される「メトロさがみ80号」の行き先を新木場に変更。 下り「ベイリゾート91号」 土休日の夜間に運転される「メトロホームウェイ43号」の始発駅を新木場に変更。 運転日(2009年度の場合) 1月2日 4月 - 2月の各月第2・第4土曜日 5月3日 - 5日 8月・12月の毎土曜日 停車駅 小田急線内:本厚木、町田、新百合ヶ丘、成城学園前(乗車、下車とも可) 東京メトロ線内:表参道、豊洲(両途中駅とも上り新木場行き列車からは下車のみ、下り本厚木行き列車へは乗車のみ可)、新木場 この他、代々木上原と霞ケ関で運転停車が行われる。どちらの駅でも乗降はできない。 走行路線(上り:新木場行きの場合) 本厚木→代々木上原:小田急小田原線 代々木上原→霞ケ関:東京メトロ千代田線 霞ケ関→桜田門:連絡線(ここから進行方向が逆になる) 桜田門→新木場:東京メトロ有楽町線 下り本厚木行きの場合、霞ケ関駅にて北千住方面ホームに一度停車し(乗降不可)、再び発車後霞ケ関駅の先まで進み方向転換をし、再び霞ケ関駅代々木上原方面ホームに停車(乗降不可)。その後連絡線を通り代々木上原方面に入る。
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