京都市電とは? わかりやすく解説

京都市電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 12:00 UTC 版)

京都市電(きょうとしでん)は、京都市交通局が運営していた市電路面電車)である。1895年京都電気鉄道によって日本最初の一般営業用電気鉄道として開業され、1912年の市営路線開設、1918年の全面市営化を経た後、1978年9月30日限りで全廃された。




「京都市電」の続きの解説一覧

京都市電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 14:30 UTC 版)

親子電車」の記事における「京都市電」の解説

京都市では戦災はほとんどなかったものの、やはり戦争中から輸送量急増して混雑がひどくなったうえ、部品の不足から稼動車両減少する事態陥った最初に親子電車計画したのは太平洋戦争中である。1945年昭和20年5月10日付で運輸省に対して申請書提出されている。600形モーター故障休車状態の四輪単車牽引するという内容で、ターミナルにおいては一度トレーラー切り離し、元の牽引車折り返していった後に次に来た電動車連結して折り返すという運用予定であった。しかし、この申請書はなぜか受理されなかったため、戦後1947年昭和22年2月28日付で改め申請出し直している。このときは、トレーラー1形22両と明確にされたほか、折り返しに際しては「T形方向転換」(デルタ線利用した方向転換)を行うとされ、前回申請書かれ切り離し行わないになっている。この再提出した申請書受理され同年12月10日からは、600形電動機取り外した1形連結した親子電車運転されるようになった運行系統烏丸車庫前 - (烏丸通) - 京都駅烏丸車庫前 - (烏丸通) - 烏丸今出川 - (今出川通) - 河原町今出川 - (河原町通) - 京都駅烏丸車庫前 - (北大路通) - 千本北大路 - (千本通) - 四条大宮 - (大宮通) - 九条大宮 四条通 - 東山通 - 今出川通 - 千本通循環であった二番目三番目をつなげると当時5系統、また最後1系統に相当。一番目複数系統がある)。当時京都駅前にループ線があったことから、申請書書かれた「T形方向転換」が実際に行われたのは九条大宮だけと見られる1948年昭和23年10月20日までこの形態編成使用された。

※この「京都市電」の解説は、「親子電車」の解説の一部です。
「京都市電」を含む「親子電車」の記事については、「親子電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「京都市電」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「京都市電」の関連用語

京都市電のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



京都市電のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの京都市電 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの親子電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS