神戸市電とは? わかりやすく解説

神戸市電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 00:28 UTC 版)

神戸市電(こうべしでん)は、かつて神戸市交通局が運営していた路面電車市電)。神戸市市営交通事業は神戸市電により1917年に開始された。


注釈

  1. ^ a b 1926年に神戸有馬電気鉄道として設立され、1949年から1988年まで神戸電気鉄道と称していた現在の神戸電鉄とは別。
  2. ^ いずれの形式名も製造当初のもの。
  3. ^ 現在の兵庫区南西部から長田区南部を経て須磨区の南東部。
  4. ^ このとき却下された海岸線の出願区間を、地下鉄海岸線が走っている。
  5. ^ この時点で「一応」なのは、板宿線の免許区間の終点が山陽電鉄板宿駅東側踏切の北側のため。
  6. ^ このときの経験が1934年の大阪駅における省線と阪急の高架切り替え工事に生かされることとなった。
  7. ^ 東京・大阪の地下鉄や阪和電気鉄道など、開業当初から全鋼製車で運転開始した事業者を除く。
  8. ^ 神戸在住の鉄道愛好者だけでなく、普通の市民も自然に大阪・京都の両市電を見下していた話が、神戸で生まれ育った作家の陳舜臣の随筆の中で紹介されている[8][要ページ番号]
  9. ^ 石屋川以東、精道村(1940年に市制を施行して芦屋市となる)までは当時、御影町をはじめ武庫郡所属の町村。御影・魚崎・住吉の2町1村が神戸市に編入されて東灘区が成立したのが1950年。
  10. ^ 石屋川線建設のために確保されていた用地のうち六甲口以東は、戦後直後、進駐軍によって飛行機の滑走路として利用されたことがある[11][要ページ番号]
  11. ^ a b 市電の全廃後も、三宮駅周辺には市電時代の名称を踏襲した「阪急前」、「阪神前」というバス停が設置されたが、前者は地下鉄山手線の開通を機に「地下鉄三宮駅前」に、後者も2014年3月に「三宮センター街東口」に改称された。
  12. ^ 1932年までの併用軌道区間は電鉄須磨駅 - 東垂水駅間。軌道改良及び国道改築工事により短縮。

出典

  1. ^ a b c d e f 「東洋一」愛称の神戸市電、広島電鉄へ移籍し半世紀 デザイン復元、節目PR 神戸新聞、2021年11月7日閲覧。
  2. ^ a b “「出合えたのは運命的」50年前に廃止の神戸市電、魚礁として「第二の人生」 須磨沖の海底で撮影”. 神戸新聞. (2022年1月26日). https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202201/0015011299.shtml 2023年6月17日閲覧。 
  3. ^ “50年を経て…海底に沈む「神戸市電」発見!?須磨の海で「魚礁」としての役割務める”. MBSテレビ(Youtubeへの転載). (2021年12月10日). https://www.youtube.com/watch?v=rK9fwm16s-Q 2023年6月17日閲覧。 
  4. ^ “「海に沈められた神戸市電」の今!? 写真や部品展示 50年前に「魚の住みか」として大量投下”. 乗りものニュース. (2023年2月8日). https://trafficnews.jp/post/124203 2023年6月17日閲覧。 
  5. ^ バスジャパンハンドブックシリーズ R73 神戸市交通局』p.25、BJエディターズ/星雲社、2011年5月。ISBN 9784434153204
  6. ^ 県当局の仲介で神戸市電スト解決『大阪毎日新聞』昭和5年4月28日号外(『昭和ニュース事典第2巻 昭和4年-昭和5年』本編p557 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  7. ^ 交渉決裂・スト突入、従業員は淡路島籠城『大阪毎日新聞』1937年(昭和12年)7月7日,『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p790-791 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  8. ^ 陳舜臣著『六甲随筆』朝日新聞社、2006年
  9. ^ 『神戸市交通局八十年史』p.60
  10. ^ 開港六十六年・神戸の「みなと祭り」開幕『大阪毎日新聞』昭和8年11月8日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p602-603 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  11. ^ 神戸市『こうべ 市制100周年記念』、1989年発行。
  12. ^ “神戸市中心部の回遊性向上へ「LRTが必要」 市長選3選の久元氏、三宮の再整備加速”. 神戸新聞. (2021年11月3日). https://www.kobe-np.co.jp/news/odekake-plus/news/detail.shtml?news/odekake-plus/news/pickup/202111/14816023 2022年4月3日閲覧。 
  13. ^ a b “神戸・三宮再開発 次世代路面電車LRT駆ける未来図 阪神大震災27年”. 産経新聞. (2022年1月12日). https://www.sankei.com/article/20220112-RVOFEYGJYROTDAMJLNTXRVPYDE/ 2022年4月3日閲覧。 
  14. ^ LRTが走る未来のKOBEを考える座談会 - 神戸市(2022年4月3日閲覧)



神戸市電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 23:25 UTC 版)

ロマンスカー」の記事における「神戸市電」の解説

1935年登場改造)で転換クロスシート装備していた神戸市交通局700形電車に対してロマンスカー」の愛称用いられていたとされる

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神戸市電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 01:48 UTC 版)

春日野道駅 (阪神)」の記事における「神戸市電」の解説

1910年明治43年4月5日 - 神戸電気鉄道開業同時に開業開業当初春日野道電停は旧阪神春日野道駅南側角になっていた。現在の春日野道商店街のすぐ東側にあった1913年大正2年5月1日 - 神戸電気社名変更時に同社電停となる。 1917年大正6年8月1日 - 神戸市電気局へ組織名変更時に同局電停となる。 1932年昭和8年9月21日 - 神戸市電東部国道線開業時春日野道電停国道沿いの現在の阪神春日野道駅地上付近に移転1942年昭和17年5月19日 - 神戸市交通局組織変更時に同局電停となる。 1968年昭和43年4月21日 - 神戸市電廃止同時に同電停も廃止

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神戸市電(板宿停留所)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 06:19 UTC 版)

板宿駅」の記事における「神戸市電(板宿停留所)」の解説

現在の地下鉄駅のほぼ直上位置した1937年昭和12年4月1日 - 板宿線大橋町九丁目・板宿間開通に伴い営業開始1971年昭和46年3月14日 - 板宿線廃止に伴い廃止。このとき廃止となった板宿線を含む区間は、神戸市電最後営業路線であった

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