神戸市電石屋川線とは? わかりやすく解説

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神戸市電石屋川線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 14:46 UTC 版)

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石屋川線
基本情報
日本
所在地 神戸市
路線網 神戸市電
起点 上筒井停留場
終点 石屋川停留場
停留所数 12駅
開業 1941年9月1日:上筒井 - 原田
1944年6月1日:原田 - 将軍通
1949年7月25日:将軍通 - 六甲口
1953年10月1日:六甲口 - 石屋川
廃止 1969年3月23日
運営者 神戸市交通局
路線諸元
路線距離 3.431 km
軌間 1,435 mm
電化方式 直流600V 架空電車線方式
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
石屋川車庫
石屋川
常盤木
六甲口
日尾町
神前町
将軍通
水道筋1丁目
水道筋3丁目
水道筋6丁目
原田
阪急神戸線
阪急上筒井線
王子公園前
上筒井
阪急上筒井
布引線

石屋川線(いしやがわせん)は、かつて神戸市上筒井停留場 - 石屋川停留場間を結んでいた神戸市電軌道路線である。市道長田楠日尾線(原田線)と山手幹線に敷設されていた。

最初の開業区間は、その前年に廃止された阪急上筒井線西灘駅 - 上筒井駅とほぼ並行するルートであった。太平洋戦争後も延伸が続けられ、灘区の東端に当たる石屋川停留場まで開業したのは1953年である。これは神戸市電の最後の開業区間となった。

沿革

  • 1941年(昭和16年)9月1日:上筒井停留場 - 原田停留場間が開業。
  • 1944年(昭和19年)6月1日:原田停留場 - 将軍通停留場間が開業。
  • 1949年(昭和24年)7月25日:将軍通停留場 - 六甲口停留場間が開業。
  • 1953年(昭和28年)10月1日:六甲口停留場 - 石屋川停留場間が開業。
  • 1961年(昭和36年)以前:上筒井停留場を上筒井1丁目停留場に改称。
  • 1969年(昭和44年)3月23日:上筒井1丁目停留場 - 石屋川停留場間の廃止により全線廃止。

駅一覧

  • 1962年(昭和37年)7月当時。
停留場名 読み 接続路線 廃止日 備考
上筒井1丁目 かみつつい
いっちょうめ
布引線
阪急電鉄上筒井線上筒井駅
1969年
3月23日
開業当初の電停名は上筒井
王子公園前 おうじこうえんまえ 1969年
3月23日
原田 はらだ 阪急電鉄神戸本線西灘駅 1969年
3月23日
水道筋6丁目 すいどうすじ
ろくちょうめ
1969年
3月23日
水道筋3丁目 すいどうすじ
さんちょうめ
1969年
3月23日
水道筋1丁目 すいどうすじ
いっちょうめ
1969年
3月23日
将軍通 しょうぐんどおり 1969年
3月23日
神前町 かみまえちょう 1969年
3月23日
日尾町 ひおちょう 1969年
3月23日
六甲口 ろっこうぐち 1969年
3月23日
常盤木 ときわぎ 1969年
3月23日
石屋川 いしやがわ 1969年
3月23日

通過系統

  • 1962年(昭和37年)7月当時。
系統 直通
路線
通過区間 直通
路線
備考
5系統
布引線
石屋川 - 上筒井1丁目
上筒井1丁目 - 石屋川
布引線
循環系統。石屋川から布引線へ直通後、山手・上沢線楠公東門線兵庫線尻池線和田線高松線・尻池線・山手・上沢線・布引線経由で上筒井1丁目へ戻り石屋川線を石屋川まで通過する
6系統 石屋川 - 上筒井1丁目 布引線
7系統
布引線
石屋川 - 上筒井1丁目
上筒井1丁目 - 石屋川
布引線
循環系統。石屋川から布引線へ直通後、山手・上沢線・尻池線・高松線・和田線・尻池線・兵庫線・楠公東門線・山手・上沢線・布引線経由で上筒井1丁目へ戻り石屋川線を石屋川まで通過する
9系統 将軍通 - 上筒井1丁目 布引線
15系統 将軍通 - 上筒井1丁目 布引線

参考文献




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