京めぐりとは? わかりやすく解説

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京めぐり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 09:57 UTC 版)

京めぐり(きょうめぐり)は、京都市交通局京都バス(いずれも自社局での発売はなし)と、近畿日本鉄道(近鉄)が、年末年始期間を除き共同で発行していた一日乗車券である。

概要

奈良方面から近鉄線を利用し京都市を訪れる観光客向けに発売しており、発売期間内の任意の1日間で利用できる。近鉄線内の指定区間(きっぷの種類により異なる)と、京都市内の地下鉄・バスの指定区間が乗り放題のセットとなっている[1]。乗車券は磁気カード式で、券面には京都の寺院の写真が配されている。

発売期間は各年ごとに区切られており、概ね成人の日の翌日から12月の最終日曜日まで発売。利用日当日に乗車券を提示すると、京都市内の観光施設などで優待を受けることができる特典がある。(詳細については公式サイトを参照。)

また、近鉄京都駅近鉄丹波橋駅でも発売していたため、京都から奈良方面への観光に使用することもできた。

2024年3月31日をもって発売を終了した。

フリーエリア

2023年現在。近鉄線内の特急は、別途特急券を購入することで利用可能。

京めぐり (1)

事業者 路線名(近鉄) フリーエリア
近鉄 京都線 京都駅 - 大和西大寺駅間(全駅)
橿原線 大和西大寺駅 - 筒井駅
奈良線 生駒駅 - 近鉄奈良駅
京都市交通局 京都市営地下鉄全線、京都市営バス全線[2]定期観光路線を除く)
京都バス 京都市均一制区間路線、および八瀬・大原エリア(鞍馬・貴船方面、山間路線、季節運行路線などを除く)

京めぐり (2)

京めぐり (1) のエリアに加えて、以下の区間もフリーエリアとなる。なお、田原本線生駒ケーブルは全線フリーエリアに含まれていないため、乗車不可。

事業者 路線名 フリーエリア
近鉄 橿原線 筒井駅 - 橿原神宮前駅間(橿原線全駅)
天理線 平端駅 - 天理駅間(全駅)
けいはんな線 生駒駅 - 学研奈良登美ヶ丘駅
生駒線 生駒駅 - 王寺駅間(全駅)
大阪線 関屋駅 - 三本松駅
南大阪線 二上山駅 - 橿原神宮前駅間
吉野線 橿原神宮前駅 - 壺阪山駅
御所線 尺土駅 - 近鉄御所駅間(全駅)

発売額

2023年現在。すべて大人のみの設定である。発売箇所については公式サイトを参照。

種類 金額
京めぐり (1) 2,200円
京めぐり (2) 2,600円

関連項目

  • 地下鉄・バス一日券 - 京都市交通局・京都バスが共同で発行している、本きっぷから近鉄のフリーエリアを除いた、同一コンセプトの一日乗車券。
  • 奈良・斑鳩1dayチケット - 近鉄での発売は行っていないが、本きっぷとエリアが一部重複している。関西地方の私鉄・地下鉄各線から、奈良北部方面を周遊する観光客をターゲットにした一日乗車券。

脚注

  1. ^ 京めぐり(2020年秋版) (PDF) - 近畿日本鉄道 2020年11月16日閲覧
  2. ^ 深夜バスは別途割増運賃が必要。

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