古代ロマン飛鳥 日帰りきっぷとは? わかりやすく解説

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古代ロマン飛鳥 日帰りきっぷ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 10:03 UTC 版)

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古代ロマン 飛鳥 日帰りきっぷ(こだいロマン あすか ひがえりきっぷ)は、近畿日本鉄道阪神電気鉄道山陽電気鉄道の各社が共同で発売している一日乗車券である。

概要

2011年より、京阪神方面から近鉄線を利用し、日帰りで奈良県飛鳥エリアを訪れる観光客向けに通年発売している[1]。有効期間内(概ね年度ごと[注 1])の任意の1日間で利用できる。

磁気カード式の乗車券と、現地で利用できる特典チケットが(詳細は公式サイトを参照)セットになっている。飛鳥エリアが目的地のため、乗車券の表面に虹色で「飛鳥」と書かれている。

当初は、阪急電鉄北大阪急行電鉄南海電気鉄道京阪電気鉄道でも発売していた[2]

フリーエリア

2020年現在[3]。以下の路線および区間が乗り降り自由となる。また、近鉄線の特急列車を利用する場合は、別途特急券が必要。

路線名 フリーエリア
近鉄橿原線 大和八木駅 - 橿原神宮前駅
近鉄大阪線 大和八木駅 - 桜井駅
近鉄吉野線 橿原神宮前駅 - 壺阪山駅


また、発売事業者版により以下の路線および区間も乗り降り自由となる。

発売事業者 フリーエリア
近鉄版(大阪発) 大阪難波駅 - 鶴橋駅間(大阪阿部野橋駅発着の利用も可能)
近鉄版(京都発) 京都駅 - 向島駅
阪神版 阪神電車全線(神戸高速線を除く)と、近鉄線 大阪難波駅 - 鶴橋駅間、大阪阿部野橋駅[注 2]
山陽・明石以東版 阪神版に加え、山陽電車 山陽明石駅 - 西代駅間と、阪神神戸高速線全線
山陽・全線版 阪神版に加え、山陽電車全線と、阪神神戸高速線全線

なお、鶴橋駅 - 大和八木駅間、大阪阿部野橋駅 - 橿原神宮前駅間および向島駅 - 大和八木駅間は往復1回限り有効で、途中下車も不可

発売額

2020年現在[3]。大人料金のみの設定。発売箇所は各事業者のホームページを参照。

発売事業者 料金
近鉄(大阪発) 1,500円
近鉄(京都発) 2,000円
阪神 1,900円
山陽・明石以東版 2,600円
山陽・全線版 2,900円

関連項目

  • 関西1デイパス - 西日本旅客鉄道(JR西日本)で発売している、京阪神エリアを中心としたJR線が乗り降り自由となる一日乗車券。発売時期により、近鉄線の飛鳥エリアも乗り降り自由となる引換券が付いている[4]
  • 京めぐり - 近鉄にて、奈良方面から京都市内へ周遊する観光客向けに発売している一日乗車券[注 3]。エリアが一部重複している。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 前年度 (3月31日) までに購入したものについては、4月30日までの任意の1日間で有効。
  2. ^ 阪神版および山陽版で大阪阿部野橋駅を利用する場合は、別途Osaka Metro線・JR線などの運賃が必要。
  3. ^ 近鉄京都駅でも発売しているため、京都側から奈良県内への利用も可能。

出典

  1. ^ 「古代ロマン飛鳥 日帰りきっぷ」の発売について(2015年度) (PDF) - 近畿日本鉄道(2015年3月17日)2020年11月27日閲覧
  2. ^ 「古代ロマン飛鳥 日帰りきっぷ」の発売について(2011年度) (PDF) - 阪神電気鉄道(2011年4月27日)2020年11月27日閲覧
  3. ^ a b 古代ロマン 飛鳥 日帰りきっぷ(2020年度版) (PDF) - 近畿日本鉄道 2020年11月27日閲覧
  4. ^ 「秋の関西1デイパス」を発売します (PDF) - 西日本旅客鉄道(2020年9月14日) 2020年11月27日閲覧

外部リンク




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