京都市電時代
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1918年(大正7年)7月1日 京都市が京都電気鉄道株式会社を買収し、京都電気鉄道全線を京都市電の路線として編入。木屋町線 塩小路 - 七条高倉休止。 1919年(大正8年)1月17日 御池線 堀川御池 - 二条城廃止。これ以後、旧京都電気鉄道狭軌線付替え及び軌隔拡張(狭軌から標準軌化への改軌)が進む。 1920年(大正9年)5月31日 木屋町線 塩小路 - 七条高倉廃止。 7月7日 京都市電気軌道事務所を京都市電気局に改組。 1921年(大正10年)6月26日 伏見線 七条駅前 - 中書島、稲荷線 勧進橋 - 稲荷軌隔拡張。 1923年(大正12年)10月21日 烏丸線 烏丸今出川 - 上総町 - 植物園前(中賀茂橋西詰)が延伸開業し、烏丸線全線開業。 1924年(大正13年)4月9日 寺町線 寺町今出川 - 出町休止。 10月1日 河原町線 河原町今出川 - 河原町丸太町開業。今出川線 寺町今出川 - 河原町今出川延伸開業。寺町線 寺町丸太町 - 河原町今出川廃止。 1925年(大正14年)5月14日 烏丸車庫設置。 1926年(大正15年)7月8日 河原町線 河原町丸太町 - 四条河原町延伸開業。 7月14日 中立売線 二条木屋町 - 堀川下立売廃止。 8月7日 蹴上線 仁王門 - 岡崎圓勝寺町開業。鴨東線 岡崎圓勝寺町 - 蹴上を軌隔拡張し、蹴上線に編入。鴨東線 二条木屋町 - 岡崎圓勝寺町休止。 9月1日 木屋町線 二条木屋町 - 四条小橋廃止。鴨東線 二条木屋町 - 岡崎圓勝寺町廃止。 12月15日 河原町線 河原町四条 - 河原町五条延伸開業。 1927年(昭和2年)1月22日 木屋町線 四条小橋 - 五条小橋廃止。 4月5日 河原町線 河原町五条 - 内平居町延伸開業。木屋町線 内平居町 - 七条内浜を軌隔拡張し、河原町線に編入。木屋町線 五条小橋 - 平居町廃止、塩小路東洞院 - 七条東洞院休止、塩小路 - 七条高倉廃止。 4月21日 七条線 七条大宮 - 七条千本(山陰線踏切東)延伸開業。 4月22日 京都駅前循環線が完成。 5月11日 木屋町線 塩小路東洞院 - 七条東洞院、一旦廃止した塩小路 - 七条高倉を軌隔拡張し、旅客営業再開。 1928年(昭和3年)1月13日 東山線 熊野神社前 - 百万遍延伸開業。 6月15日 丸太町線 千本丸太町 - 西ノ京円町延伸開業。 11月5日 西大路線 西ノ京円町 - 西大路四条開業。 11月8日 東山線 妙法院前 - 東福寺延伸開業。 11月21日 七条線 山陰線踏切東 - 七条千本(山陰線踏切西)延伸開業。七条千本 移設。 1929年(昭和4年)1月16日 河原町線 七条内浜 - 塩小路延伸開業。木屋町線 塩小路 - 七条高倉、塩小路東洞院 - 七条東洞院休止。東洞院車庫廃止。狭軌東廻線付替え軌隔拡張完了。 1月23日 木屋町線 塩小路東洞院 - 七条東洞院廃止。 5月14日 今出川線 百万編 - 銀閣寺道延伸開業。 12月10日 千本大宮線 千本今出川 - 千本北大路が延伸開業し、千本線 壬生車庫前 - 千本北大路全線開業。 1930年(昭和5年)2月27日 木屋町線 塩小路 - 七条高倉廃止。 3月2日 丸太町線 熊野神社前 - 岡崎天王町が延伸開業し。丸太町線 西ノ京円町 - 岡崎天王町全線開業。 5月28日 北大路線 千本北大路 - 北大路大徳寺前延伸開業。 1931年(昭和6年)9月18日 今出川線 河原町今出川 - 百万遍延伸開業。 12月25日 北大路線 北大路大徳寺前 - 上総町延伸開業。 1932年(昭和7年)4月1日 無軌条線(トロリーバス) 四条大宮 - 西大路四条開業。 12月1日 市電・市営バスの相互乗継制度(均一区10銭、特定区・1区5銭)を創設。 1933年(昭和8年)8月5日 九条線 九条車庫前 - 大石橋開業。九条車庫設置。 1934年(昭和9年)7月14日 京都駅前、四条大宮、北野に京都市電・京都市営バス乗客案内所設置。 8月10日 四条大橋に京都市電・京都市営バス乗客案内所設置。 10月1日 烏丸線 上総町 - 中賀茂橋西詰 北大路線編入。北大路線 中賀茂橋西詰(北大路橋西詰) - 高野上開町が延伸開業し、北大路線全線開業。植物園前を賀茂川東岸へ移設。 10月11日 七条線 七条千本 - 西大路七条が延伸開業し、七条線 妙法院前 - 西大路七条全線開業。 1935年(昭和10年)6月3日 西大路線 西大路四条 - 西大路七条延伸開業。 8月21日 千本大宮線 七条大宮 - 九条大宮が延伸開業し、大宮線 四条大宮 - 九条大宮全線開業。 12月20日 西大路線 千本北大路 - わら天神前延伸開業。 1936年(昭和11年)11月17日 西大路線 わら天神前 - 白梅町延伸開業。 1937年(昭和12年)5月7日 九条線 九条大宮 - 西大路九条延伸開業。 11月22日 九条線 東福寺 - 大石橋、九条車庫前 - 九条油小路延伸開業。京都市電の交通調査実施。 1938年(昭和13年)4月11日 通学回数券の発売開始。 9月16日 西大路線 西大路九条 - 西大路駅前延伸開業。 12月22日 西大路線 西大路七条 - 西大路八条延伸開業。 1939年(昭和14年)2月21日 九条線 九条油小路 - 九条大宮が延伸開業し、九条線 東福寺 - 西大路九条全線開業。 7月5日 西大路線 西大路駅前 - 西大路八条延伸開業。 1943年(昭和18年)6月1日 市電運賃を10銭に改定。 7月10日 東山線 高野上開町 - 百万遍が延伸開業し、東山線 高野上開町 - 東福寺全線開業。 10月1日 西大路線 白梅町 - 西ノ京円町が延伸開業し、西大路線 千本北大路 - 西大路九条全線開業。 (不明)東山線と京阪神急行電鉄京津線(後の京阪電気鉄道京津線。1997年(平成9年)10月12日廃止)とが平面交差する東山三条交差点に連絡線を設置し、京都市内から排出される屎尿の輸送開始。 1944年(昭和19年)9月21日 貨物線 高野橋 - 下鴨集荷場、棒鼻 - 深草集荷場、七条千本 - 京都中央卸売市場開業。野菜輸送開始。 1945年(昭和20年)2月1日 蹴上線 仁王門 - 蹴上休止。 2月2日 梅津線 西大路四条 - 天神川開業。 8月3日 梅津線 天神川 - 梅津が延伸開業。 1946年(昭和21年)4月1日 運賃を30銭に改定。通学回数券廃止。 1947年(昭和22年)2月20日 運賃を40銭に改定。市電・市営バスの相互乗継制度廃止。 6月18日 運賃を1円に改定。 12月10日 600形電車にモーターを外した1形を連結した「親子電車」の運行開始。 12月17日 京都市電気局を京都市交通局に改組。 1948年(昭和23年)5月27日 運賃を3円50銭に改定。 8月1日 運賃を6円に改定。 10月20日 親子電車の運行終了。 1949年(昭和24年)5月27日 運賃を8円に改定。 7月1日 野菜輸送休止。貨物線休止。 12月 東山線と京福電鉄叡山線との平面交差(東山線叡電前停留所・叡山線元田中駅)の南東側に渡り線完成。叡山線元田中 - 山端への直通運転開始(日付は文献により11日・17日・27日の3説あり)。 1950年(昭和25年)12月25日 運賃を10円に改定。 1952年(昭和27年)8月1日 京都駅前循環線の使用休止。 9月20日 京都駅前乗降車場を三線折り返し式に変更。循環線廃止。 10月1日 地方公営企業法の施行に伴い、京都市交通局が公営企業として新発足。 1953年(昭和28年)7月15日 運賃を13円に改定。 1954年(昭和29年)3月1日 白川線 銀閣寺道 - 天王町開業。 1955年(昭和30年)1月16日 錦林車庫設置。 9月1日 京福電鉄叡山線への直通運転廃止。 10月12日 河原町線 洛北高校前 - 河原町今出川が延伸開業し、洛北高校前 - 京都駅前全線開業。 1957年(昭和32年)4月3日 今出川線 千本今出川 - 北野紙屋川町延伸開業。 1958年(昭和33年)9月16日 今出川線 銀閣寺道 - 白梅町全線開業し、京都市電ネットワークが完成するとともに、京都市電の路線網が最長となる。 12月1日 梅津線を無軌条化。無軌条線(トロリーバス)と統合。トロリーバス梅津車庫設置。 1961年(昭和36年)8月1日 旧京都電気鉄道の路線として開業した狭軌路線のうち、最後まで京都市によって広軌化されなかった堀川線 京都駅前 - 北野6.3kmが廃止され、市営バスに転換される。北野車庫廃止。 1962年(昭和37年)3月27日 市電、及びトロリーバスで平日朝の午前7時から午前9時の間に急行運転開始。 5月1日 梅津線 梅津 - 松尾橋が延伸開業し、四条大宮 - 松尾橋全線開業。 1964年(昭和39年)3月16日 烏丸線で平日朝の午前7時から午前9時までの2両連結運転開始。 6月1日 ワンマンカー運転開始。 1965年(昭和40年)7月10日 蹴上線 東山仁王門 - 蹴上廃止。 9月10日 北大路線、西大路線、東山線の一部区間で平日朝の2両連結運転開始。 12月1日 併用軌道への自動車の乗り入れを全面的に開放。 1968年(昭和43年)1月16日 運賃を20円に改定。 1969年(昭和44年)10月1日 トロリーバスを廃止し、市営バスに転換。 1970年(昭和45年)1月16日 北大路線、西大路線、東山線の一部区間での2両連結運転廃止。 4月1日 旧京都電気鉄道伏見線として開業し、日本初の路面電車として営業運転が開始された伏見線 塩小路高倉 - 中書島と、稲荷線 勧進橋 - 稲荷廃止。両区間とも市営バスに転換。 1971年(昭和46年)3月18日 東京都電大塚駅前 - 本所一丁目他7線区の廃止に伴い、京都市電が日本最大規模の路線網を持つ路面電車となる。 4月1日 烏丸線での2両連結運転廃止。 1972年(昭和47年)1月23日 四条線 四条大宮 - 祇園、大宮線 四条大宮 - 九条大宮、千本線 四条大宮 - 千本北大路を廃止し、市営バスに転換。壬生車庫廃止。 8月1日 運賃を40円に改定。 1973年(昭和48年)4月1日 運賃を50円に改定。同伴幼児無料化の範囲を2人までに拡大。 5月8日 壬生、交通局庁舎内に市電・市営バス乗客案内所設置。 11月1日 京都市内在住70歳以上の高齢者に対する市電の無料化実施。 1974年(昭和49年)4月1日 烏丸線 七条烏丸 - 烏丸車庫前6.0kmを廃止し、市営バスに転換。市電・市バス一日乗車券(大人300円、小人150円。市バスは均一区間内のみ有効)の発売開始。全電停の時刻表を各系統の終発時刻のみ表記したものから、初電-6:30・21:00-終電の各時間帯の時刻を表記したものに取り替え。 1975年(昭和50年)3月30日 全車ワンマンカー化実施。 4月15日 外周線(東山線、北大路線、西大路線、九条線の総称)のうち18.3kmの区間で、併用軌道での自動車通行禁止を実施。 8月1日 運賃を70円に改定。 1976年(昭和51年)4月1日 今出川線 銀閣寺道 - 白梅町、丸太町線 天王町 - 円町、白川線 銀閣寺道 - 天王町を廃止し、市営バスに転換。錦林車庫廃止。日本最大の路面電車の地位を西鉄北九州線に譲渡。運賃を90円に改定。 10月1日 市電・市営バス・京阪バス・京都バス・京都交通・阪急バスの京都市域共通回数券制度創設。 1977年(昭和52年)10月1日 河原町線 七条河原町 - 洛北高校前、七条線 七条河原町 - 西大路七条、烏丸線 京都駅前 - 七条烏丸を廃止し、市営バスに転換。九条車庫廃止。 1978年(昭和53年)10月1日 河原町線 京都駅前 - 七条河原町、七条線 七条河原町 - 東山七条、東山線 東福寺 - 高野、北大路線 高野 - 千本北大路、西大路線 千本北大路 - 西大路九条、九条線 西大路九条 - 東福寺を廃止し、市営バスに転換。烏丸車庫廃止。京都市電全線廃止。 「さようなら 河原町・七条・烏丸線」装飾電車 - 烏丸車庫前(1977年9月25日撮影) 営業最終日の「さようなら 京都市電」装飾電車 - 烏丸車庫前(1978年9月30日撮影) 京都市電(市バス)の1日乗車券-表
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京都市電時代
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「広島電鉄1900形電車」の記事における「京都市電時代」の解説
1977年10月の河原町・七条線廃止時に1904・1908号が先行して移籍。京都市電全廃止後の1978年9月以降に残りの全車が移籍した。
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