京都帝国大学による風葬骨持ち去り問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 09:05 UTC 版)
「風葬」の記事における「京都帝国大学による風葬骨持ち去り問題」の解説
沖縄本島北部の今帰仁村に、琉球王国を統一した尚氏一族が眠ると伝えられる百按司(むむじゃな)墓と呼ばれる風葬墓群がある。昭和初期(1928~1929年)、京都帝国大学助教授が人類学研究のため、警察の協力を得て風葬骨を持ち去った。現在は京都大学総合博物館に保管されているが、京都大学は『先住民族の権利に関する国際連合宣言』で琉球人が対象となっていないことなどを理由に、遺骨の返還を拒否している。
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