稲荷とは? わかりやすく解説

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いなり【稲荷】

読み方:いなり

《「いななり(稲生)」の音変化という》

五穀つかさどる食物の神、倉稲魂神(うかのみたまのかみ)のこと。また、倉稲魂神祭った稲荷神社

倉稲魂神異称である御食津神(みけつかみ)と、三狐神(みけつかみ)とを結びつけて、稲荷神使い信じたころから(きつね)の異称。→御食津神

好物とされたところから油揚げ

稲荷鮨(いなりずし)」の略。


稲荷

作者三木卓

収載図書となりのひと
出版社講談社
刊行年月1991.3


稲荷

作者西原恭平

収載図書プールジョン
出版社牛の会
刊行年月2007.3
シリーズ名ライブラリー


稲荷

読み方:いなり

  1. 豆腐油揚又は小豆飯、などを云ふ。
  2. 豆腐油揚又は小豆飯などをいう。

稲荷

読み方:いなり

  1. 油揚豆腐ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・石川県
  2. 油揚ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大分県
  3. 油揚豆腐。〔第六類 器具食物
  4. 油揚豆腐ヲ以テ造リタル握リ。〔第六類 器具食物
  5. 油揚豆腐のことをいふ。稲荷様の眷属であつて、油揚が好きであるからいつたものである。〔犯罪語〕
  6. 〔楽〕落語家仲間等にて油揚豆腐のことを云ふ。普通には「お稲荷さん」と云はれてゐる。

分類 大分県、楽、犯罪語、石川県


稲荷

読み方:いなり

  1. 小豆飯。〔第六類 器具食物

稲荷

読み方:いなり

  1. 稲荷は稲生、稲産の意で、稲が生えるといふ事である。豊宇気毘売之神即ち豊受大神を祀つたのが稲荷様である。イネニ、イナニ、イナリ発音変化したのである和銅四年に支那から帰化した秦の公家伏見稲荷神社を祀り、百姓の神とされたが、徳川時代至り田沼意次稲荷神社崇敬し出世したので、其後は武士の間に勧請するものが流行し、更に相場師花柳界などで、一願成就する毎に赤鳥居を献上するといふ流行方にまでなつた。
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稲荷

読み方:イナリinari

作者 内田百閒

初出 昭和10年

ジャンル 随筆


稲荷

読み方:イナリinari

所在 茨城県筑西市


稲荷

読み方:イナリinari

所在 静岡県島田市


稲荷

読み方:イナリinari

所在 静岡県裾野市


稲荷

読み方:イナリinari

所在 愛知県弥富市


稲荷


稲荷


稲荷

読み方:イナリinari

所在 徳島県阿波市


稲荷

読み方:イナリinari

所在 愛媛県伊予市


稲荷

読み方:イナリinari

所在 埼玉県草加市


稲荷


稲荷


稲荷

読み方:イナリinari

所在 新潟県上越市


稲荷


稲荷


稲荷


稲荷

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稲荷

読み方:イナリinari

所在 京都府(JR奈良線)

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稲荷

読み方
稲荷いなに
稲荷いなり

稲荷神

(稲荷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 05:50 UTC 版)

稲荷神(いなりのかみ、いなりしん)は、象徴する霊神・農耕[1]稲荷大神(いなりおおかみ)、稲荷大明神(いなりだいみょうじん)また、お稲荷様お稲荷さんともいう。五穀をつかさどる御食津神ウカノミタマと稲荷神が同一視されることから、総本宮の伏見稲荷大社を含め、多くの稲荷神社ではウカノミタマを主祭神としている[2]


編註

  1. ^ 豊川稲荷,最上稲荷など。
  2. ^ 河堀稲生神社、太皷谷稲成神社など。
  3. ^ この名称は埼玉県に多いが、伊奈氏に因むわけではない。
  4. ^ 像容は荼枳尼天とされる。

出典

  1. ^ a b c 福田 et al. 1999, p. 117.
  2. ^ a b 中村 2009, 稲田智宏「稲荷大神五柱とは何か」.
  3. ^ a b c d 戸部 1997, pp. 86–91, 宇迦之御魂神.
  4. ^ Ross 2009, p. 361.
  5. ^ 中村 2009, p. 74.
  6. ^ a b c 福田 et al. 1999, p. 468.
  7. ^ 伏見稲荷大社 2018a.
  8. ^ a b 伏見稲荷大社 2018f.
  9. ^ a b c d e f g 伏見稲荷大社 2018c.
  10. ^ a b 山折 1999.
  11. ^ 中村 2009, pp. 26, 30.
  12. ^ 伏見稲荷大社 2018g.
  13. ^ a b c d e f g h 川口 1999.
  14. ^ 菟田 1994.
  15. ^ a b 伏見稲荷大社 2018b.
  16. ^ 生玉稲荷神社 2018.
  17. ^ a b 笠間稲荷神社 2018.
  18. ^ 豊受稲荷本宮 2015, 稲蒼魂命, - 「豊受」の名を冠するが祭神は豊受大神ではない。ただし、稲蒼魂命と同一視されるとある。
  19. ^ 豊受稲荷本宮 2015.
  20. ^ a b 祐徳稲荷神社 2018.
  21. ^ a b c 宮城県神社庁 2018.
  22. ^ 栃木県教育委員会 2018.
  23. ^ 井上 2003, p. 23.
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  26. ^ 成田市観光協会 2018.
  27. ^ a b 最上稲荷 2018a.
  28. ^ 萩原 1994.
  29. ^ 劉克華 2005, pp. 77–78.
  30. ^ a b 最上稲荷 2018b.
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  33. ^ 今泉 1905, pp. 1045-1050(pdf版221-226).
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  53. ^ 府中市史談会 1982.
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「稲荷神」の続きの解説一覧

稲荷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/14 17:17 UTC 版)

忍者パパ」の記事における「稲荷」の解説

留のくノ一で、普段宝くじ売り場売り子として暮らしている中年女性。のぶ夫を始末して暗殺任務への返り咲きを狙う。

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