穀
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穀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 19:38 UTC 版)
穀(こく)とは、成熟した穀物の種子の形態の一種で、穂からは外し取り、籾がついたままの穀粒を指す。稲から取ったものを稲穀(とうこく)、粟から取ったものを粟穀と呼ぶ。
籾がついたままで脱稃はしていないため保存性が良い。古代においては、倉庫に貯蔵する場合は穀であることが多かった。ただし種籾用には穂を付けて保管することも多かった(品種の区別を分かりやすくする目的などのため)。
中国北魏の賈思勰が著した農書『斉民要術』では穀は五穀の総称であるとしている。また「穀」という字が稷(=粟)を指すというのは正しくないが、世間(北魏統治下の華北)では主食である粟(稷)のことを穀と称しているとも記している[1][2]。
出典
- ^ 「穀、稷也、名粟。穀者、五穀之總名、非指謂粟也。然今人專以稷爲穀、望俗名之耳」(巻1「種穀」第3:原注)
- ^ 古賀登『両税法成立史の研究』雄山閣、2012年、235・523頁、ISBN 978-4-639-02208-4、NCID BB09728395。
穀
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「穀」の例文・使い方・用例・文例
- 18ページの図は主要な穀物生産地域を表す
- 穀物畑
- 穀物を製粉する
- 穀物をひいて粉にする
- 実った穀物
- 穀物などに原産国表示を義務付けるよう、いくつかの団体が政府に要請します
- キヌアは他の穀物よりたんぱく質を多く含んでいる。
- 穀物輸入で価格変動を回避する。
- 穀物生産の落ち込みによって、中国は急速に日本を上回る世界有数の穀物輸入国となることが予想される。
- 隣の人の土地は自分の土地より優れた穀物を産出する。
- 竜也氏は穀類を商っている。
- 野ねずみが農家の穀物を食べ尽くしていった。
- 彼らは大量の穀物を蓄えている。
- 彼は新式の穀物生産方法を学びにアメリカへ渡った。
- 彼は穀物を商っている。
- 農民が穀物の種を蒔いた。
- 農夫たちは干天のため冬作の穀物は不作だろうとなげいた。
- 農業は穀物を育てるための土壌の耕作と定義される。
- 鳥は小さな果実と穀物の種を常食としている。
- 鳥は果実や穀類を食べて生きている。
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