しん‐しき【新式】
新式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/02 18:06 UTC 版)
新式の石庫門は主に1919年から1930年代にかけて建てられた。これらは“改良式”石庫門住宅とも呼ばれた。旧式と新式の主な構造的違いは、新式が3階建てであることだ。それらは煉瓦で表面を覆うのでなく、鉄筋コンクリートで建てられた。その一部は現代的な衛生設備を持ち、また自然光の取り入れが重要なポイントになっていた。区画の開発時には一般に、幹道から延びる支道に沿って住宅が並ぶよう配置がなされた。自動車の普及に伴ない、幹道は自動車が出入りできるだけの広さを確保するのが普通だった。1本の共用通路に沿って1列もしくは2列の住宅が並ぶのではなく、新式の石庫門では通常、一定の広さのブロックという形で住宅を配置した。手の込んだ馬頭牆や観音兜に代わって、三角形の破風と境界壁が使われた。風雨にさらされた煉瓦は外壁に使われた。メインゲートの枠は石から煉瓦や着色された張り石に代わった。建築様式としては、全体的にさらに西洋式となった。 各住宅は1-2間分の張り出しがあった。2間の家は1つの翼がついたが、1間の家は全く翼を持たなかった。階段の傾斜は緩やかになった。新しい3階部分は一般に浴室があり、前後にテラス(晒台)を持っていた。1階には台所(竈批間)があった。家の裏手には“後翼”がつけられ、台所の上でテラスの下となる位置には“パーゴラ室”(亭子間)が設けられた。これは一般に狭く、天井が低く、北向きなので、家の中で最も使われない部屋である。もっぱら倉庫か、召使の居住用だった。 新式石庫門はかなりの数がまだ残っている。よく知られた例としては建業里(現在は富裕層向けのホテル・商業・住宅複合施設に再開発された)、 淮海路の明徳里と四明村がある。
※この「新式」の解説は、「石庫門」の解説の一部です。
「新式」を含む「石庫門」の記事については、「石庫門」の概要を参照ください。
新式
「新式」の例文・使い方・用例・文例
- このコンピュータは最新式だ
- うちの会社にも新式のコンピュータを備える必要がある
- がん治療の最新式の機器
- 彼は新式の穀物生産方法を学びにアメリカへ渡った。
- 彼の車は最新式だ。
- 私の方法のほうが最新式のようだね。
- その電車はなかなか最新式だ。
- その車は最新式だ。
- その車はなかなか最新式だ。
- その車なかなか最新式である。
- その実験室には最新式の設備がある。
- その工場では、設備はすべて最新式のものだった。
- そのコンピューターは最新式だ。
- あの車はなかなか最新式だ。
- 新しい種類の[新式の]ライター.
- 事務所の設備を最新式[のもの]にする.
- ようやく我々の実験室に最新式の防火装置がついた.
- 工場には新式の機械が据え付けてある
- 新式砲は試験された
- ここが即ち旧式と新式の分かれるところだ
新式と同じ種類の言葉
- >> 「新式」を含む用語の索引
- 新式のページへのリンク