穀潰し

実用日本語表現辞典

ごく潰し

読み方：ごくつぶし
別表記：穀潰し

ろくに働きもせずに放蕩しながら、飯だけは一丁前に食っていたずらに食い潰すような者を罵っていう語。稼ぎのない不甲斐ない者を罵倒する場合などにも用いられる。

（2012年8月28日更新）

デジタル大辞泉

ごく‐つぶし【^▽穀潰し】

読み方：ごくつぶし

定職もなくぶらぶらと遊び暮らす者。無為徒食の者をののしっていう語。五穀潰し。

難読語辞典

穀潰し

読み方：ゴクツブシ（ｇｏｋｕｔｓｕｂｕｓｈｉ）

飯を食うだけで、何のはたらきもない人

短編小説作品名辞典

穀潰し

作者金堀常美

収載図書真夜中のココア
出版社新風舎
刊行年月2005.2
シリーズ名新風舎文庫

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

穀潰し

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 10:52 UTC 版)

名詞

ごくつぶし【穀潰し】

1. 他人の役に立つような仕事もせず、飯を食うばかりの者。
   • 「このゴクツブシめ。時世というものを考えてみやがれ。配給というものがあって、政府、国民、一身同体、敗戦の苦しみてえことを知らねえのか。バチアタリめ」（坂口安吾『退歩主義者』）

発音^(?)

ご↗くつ↘ぶし

関連語

• 遊び人
• 無為徒食
• 座食
• 無駄飯を食う
• 遊び暮らす