狐憑きとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 狐憑きの意味・解説 

きつね‐つき【×狐付き/××憑き】

読み方:きつねつき

の霊がとりついたといわれる精神異常な状態。また、その人


狐憑き

作者森内俊雄

収載図書桜桃
出版社新潮社
刊行年月1994.1


狐憑き

作者火坂雅志

収載図書新選組魔道
出版社光文社
刊行年月1996.8

収載図書新選組魔道
出版社光文社
刊行年月1999.11
シリーズ名光文社時代小説文庫


狐憑き

作者猪股聖吾

収載図書人間心理の怪
出版社勉誠出版
刊行年月2003.3
シリーズ名べんせいライブラリー・ミステリーセレクション


狐憑き

作者藤井邦夫

収載図書神隠し秋山久蔵御用
出版社ベストセラーズ
刊行年月2004.9
シリーズ名ベスト時代文庫


狐憑き

作者今野敏

収載図書心霊特捜
出版社双葉社
刊行年月2008.8


狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 06:33 UTC 版)

狐憑き(きつねつき)は、に取り憑かれたと言われる人の精神の錯乱した状態であり、臨床人狼病英語版の症状の一種である。また、そのような精神状態にある人、そのような事が起こり得ると信じる信仰、迷信もいう。 地方により管狐飯綱オサキ人狐トウビョウゲドウ犬神などとも言う。


注釈

  1. ^ 貴族の間では京都の岩倉大雲寺に収容された者もいた。

出典

  1. ^ 狐を妻として子を生ませた話”. 説話百景 (2020年10月25日). 2023年3月30日閲覧。
  2. ^ 「狐憑き」を通してみえるもの― ムラのなかで心の病が「受容」されるということ ―”. cotree公式 (2021年2月14日). 2023年3月30日閲覧。
  3. ^ 力の強い女が力くらべをした話”. 説話百景 (2020年9月6日). 2023年3月30日閲覧。
  4. ^ 奈良時代、紀伊国牟婁郡熊野村での話”. み熊野ねっと. 2023年3月30日閲覧。
  5. ^ 川村邦光『幻視する近代空間 迷信・病気・座敷牢、あるいは歴史の記憶』青弓社、2006年10月12日。ISBN 978-4-7872-3264-9 
  6. ^ 精神障害者の監禁の歴史 精神科医 香山リカさんに聞く”. 日本放送協会 (2018年7月30日). 2023年3月30日閲覧。
  7. ^ 精神障害者は20世紀をどう生きたか”. 秋元波留夫 月刊 「ノーマライゼーション障害者の福祉 」2000年7月号(第20巻 通巻228号) (2000年7月1日). 2023年3月30日閲覧。
  8. ^ 悪魔祓いされた謎の病”. ザ!世界仰天ニュース. 日本テレビ放送網 (2017年5月2日). 2020年11月6日閲覧。
  9. ^ a b c d e f 宮本袈裟雄他 著、桜井徳太郎 編『民間信仰辞典』東京堂出版、1980年、97-98頁。ISBN 978-4-490-10137-9 
  10. ^ 狐憑き”. 海老名市教育部教育総務課文化財係 (2018年2月28日). 2023年3月30日閲覧。
  11. ^ 怪異・妖怪伝承データベース”. 国際日本文化研究センター. 2023年3月30日閲覧。
  12. ^ 妖怪大図鑑〜其の弐百拾四 狐憑き(きつねつき)”. ニュース和歌山 (2020年10月3日). 2023年3月30日閲覧。
  13. ^ 「狐を落す話(山崎英穂)」『出雲民俗(昭和24年11月)』第8号。 
  14. ^ 石川純一郎他 著、乾克己他 編『日本伝奇伝説大事典』角川書店、1986年、211頁。ISBN 978-4-04-031300-9 
  15. ^ 早川孝太郎「おとら狐の話」『郷土研究』4巻6号、郷土研究社、1916年9月、362-364頁。 
  16. ^ 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、234頁。ISBN 978-4-620-31428-0 
  17. ^ a b c 民俗学研究所 編『民俗学辞典』東京堂、1951年、137-138頁。 NCID BN01703544 
  18. ^ a b c 佐藤米司他 著、稲田浩二他 編『日本昔話事典』弘文堂、1977年、250-251頁。ISBN 978-4-335-95002-5 
  19. ^ 「キツネ持ち」は反体制派『朝日新聞』1976年(昭和51年)3月1日朝刊、11版、9面


「狐憑き」の続きの解説一覧

狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:56 UTC 版)

風の聖痕」の記事における「狐憑き」の解説

正確に妖魔ではなく、霊に憑りつかれた人間を指す。聖陵学園女子生徒が「エンジェルさん」というオカルト遊び行った結果低級動物霊呼び出して憑りつかれこの状態に陥った綾乃たちに倒されたかに思われたが密かに逃げ延び平井柚葉に憑りつき、彼女が持つ能力によってパワーアップを果たすも和麻によって浄化された。

※この「狐憑き」の解説は、「風の聖痕」の解説の一部です。
「狐憑き」を含む「風の聖痕」の記事については、「風の聖痕」の概要を参照ください。


狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 04:54 UTC 版)

管狐」の記事における「狐憑き」の解説

狐憑きの一種として語られることもあり、地方によって管狐有するとされる家は「クダ持ち」「クダ屋」「クダ使い」「くだしょう」等と呼ばれて忌み嫌われた。管狐個人ではなく家に憑くものとの伝承が多いが、オサキなどは家の主人意図しなくても勝手に行動するのに対し管狐場合主人の「使う」という意図のもとに管狐が行動することが特徴考えられている。クダオサキもまた尾が裂けて太いが、島根人狐(にんこ、ひとぎつね)は尾が細く鼠の尻尾より短いのだという。 管狐主人意思に応じて他家から品物調達するため、管狐を飼う家は次第裕福になるといわれるが、初めのうちは家が裕福になるものの、管狐75匹にも増えるので、やがては食いつぶされて家が衰えるともいわれている。この75匹というのは、クダ持ちオサキ持ちレッテル張られた家があまりに増えたため、それを説明するため、嫁入りのたびに75匹の眷属伴って家庭に入るという俗説生まれたのだとされる

※この「狐憑き」の解説は、「管狐」の解説の一部です。
「狐憑き」を含む「管狐」の記事については、「管狐」の概要を参照ください。


狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 22:31 UTC 版)

日本の文化における狐」の記事における「狐憑き」の解説

詳細は「狐憑き」を参照 信仰変種であり、日本独自現象として「狐憑き(きつねつき)」が存在する犬神憑きなどに比べシェア広くキツネ分布しない離島除き全国的に見られ、かつ根強い。狐憑きは、精神薄弱者暗示にかかりやす女性たちの間に多く見られる発作性ヒステリー精神病説明され実際に自らとなってさまざまなことを口走った動作をしたりするという話は平安時代ごろから文献述べられている。

※この「狐憑き」の解説は、「日本の文化における狐」の解説の一部です。
「狐憑き」を含む「日本の文化における狐」の記事については、「日本の文化における狐」の概要を参照ください。


狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 14:42 UTC 版)

人狼〜嘘つきは誰だ?〜」の記事における「狐憑き」の解説

市民・人狼どちらか勝利条件満たした際に生存していれば一人勝ちとなる。襲撃されても「餌食」とはならないが、占い師妖術師に占われた場合は「餌食」となる。

※この「狐憑き」の解説は、「人狼〜嘘つきは誰だ?〜」の解説の一部です。
「狐憑き」を含む「人狼〜嘘つきは誰だ?〜」の記事については、「人狼〜嘘つきは誰だ?〜」の概要を参照ください。


狐憑き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 17:16 UTC 版)

キツネの入った言葉一覧」の記事における「狐憑き」の解説

きつねの霊が人間のりうつること。精神錯乱のような状態。

※この「狐憑き」の解説は、「キツネの入った言葉一覧」の解説の一部です。
「狐憑き」を含む「キツネの入った言葉一覧」の記事については、「キツネの入った言葉一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「狐憑き」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「狐憑き」の関連用語

狐憑きのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



狐憑きのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの狐憑き (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの風の聖痕 (改訂履歴)、管狐 (改訂履歴)、日本の文化における狐 (改訂履歴)、人狼〜嘘つきは誰だ?〜 (改訂履歴)、キツネの入った言葉一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS