妖狐
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妖狐(ようこ、拼音: ヤオフー)は、中国や日本に伝わる狐の妖怪である。人間をたぶらかしたり、人間の姿に化けたりすると考えられている。化け狐などとも呼ばれる。
注釈
出典
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- ^ 谷山つる枝 『満洲の習俗と伝説・民謡』 松山房 1938年 107頁
- ^ 日本語訳は八木原一恵訳『狐狸縁全伝』がある。翠琥出版 2017年 ISBN 978-4-907463-09-0
- ^ 斉守成 校点 『中国神怪小説大系』怪異巻1 遼沈書社 1989年 「狐狸縁全伝」3-5頁
- ^ a b 李建国 『中国狐文化』2002年 人民文学出版社 323-329頁 ISBN 7-02-003360-1
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- ^ 篠田耕一 『幻想世界の住人たち3 中国編』 新紀元社 1989年 116頁 ISBN 4-915146-22-7
- ^ a b 草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社
- ^ 村上健司編著 『日本妖怪大事典』 角川書店〈Kwai books〉、2005年、328-329頁。ISBN 978-4-04-883926-6。
- ^ 特別出品 狩野探幽筆 八尾狐図のご紹介(京都国立博物館)
- ^ 家光が描かせた「八尾狐図」発見 京都府内の個人宅で (日本経済新聞)
- ^ 少年社・中村友紀夫・武田えり子編 『妖怪の本 異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説』 学習研究社〈New sight mook〉、1999年、80-82,84頁。ISBN 978-4-05-602048-9。
- ^ a b 笹間良彦『図説・日本未確認生物事典』柏書房、1994年、110-111頁。ISBN 978-4-7601-1299-9。
- ^ 多田克己 編『竹原春泉 絵本百物語 -桃山人夜話-』国書刊行会、1997年、159頁。ISBN 978-4-336-03948-4。
- ^ a b c 笹間良彦 『怪異・きつね百物語』 雄山閣 1998年 16頁 ISBN 4-639-01544-5
妖狐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 09:22 UTC 版)
家庭版専用ステージ“焔神宮”に登場。狐の形をした炎。火を飛ばして攻撃する。跳躍力が優れており狙いを定め難い。
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妖狐
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特殊な妖術で人狼に襲撃されても死亡しないが、占われると呪殺されてしまう。人狼にも人間にもカウントされない。
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妖狐
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狐の耳と尻尾を生やすことで妖力を制御する来訪者ジョブ。本業能力は狐に変身できる「狐変身」。
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妖狐
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「ブレイブリーセカンド」の記事における「妖狐」の解説
隠しジョブ。全体的に能力値が高く、各地に点在する石碑に封印された七つの大罪と称される悪魔を倒すことで悪魔の持つ技が使用できる。固有コマンドは「悪魔召喚」。ジョブ特性は戦闘中に使った魔法が25%の確率でノーコストで再発動する「やまびこ」。このジョブを入手後に各ジョブのLV11が解放される。
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妖狐(狐、ハムスター人間、妖魔)
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「汝は人狼なりや?」の記事における「妖狐(狐、ハムスター人間、妖魔)」の解説
第3陣営の一種であり、人狼に襲撃されても死亡しないが、占い師の能力の対象になると死んでしまう。占い師や霊能者には人間と判断される(ルールによっては、妖狐と判断される場合もある)。
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妖狐
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「ファイアーエムブレムif」の記事における「妖狐」の解説
人を化かす長寿の狐。獣石で変身して戦う。速さと魔防に優れる。上級職は九尾の狐。
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妖狐
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読みは「ようこ」。蔵馬の本来の姿。南野秀一よりも背が高く、銀色の長髪、耳は狐で尻尾が生えている。A級妖怪。アニメでは秀一よりも肌の色が薄く、目は薄茶色。 性格は、極悪非道で冷静沈着。魔界では名を挙げるために盗賊をしていた。約千年前に副総長だった黄泉を見限り、刺客を差し向けて黄泉を殺害しようとした。 コミック初登場の15年前、霊界特別防衛隊に瀕死の状態に追いつめられ、胎児の状態の南野秀一に憑依する(以降は#来歴を参照)。基本的に狙う獲物は、封印された古代の宝具や武器。「隠そうとするものを見つける」のは、現在でも特技の一つ。その所業は「伝説の極悪盗賊」と言われるほど。南野秀一のときと比べると遥かに戦闘力が高い。纏っている白魔装束は気を練り上げて作ったものとされている。人間と融合する以前はA級妖怪、最終的にS級妖怪に成長、鯱を倒した時の妖力は152,000。 映画第二弾『冥界死闘篇 炎の絆』では、過去に仲間に黒鵺(くろぬえ)がいた。魔界の神殿からの逃亡の途中、蔵馬の目の前で命を落としたが、彼に対しては友情を抱いていた模様。今なお、助けられなかったことを悔やんでいる。
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