妖狐
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妖狐(ようこ、拼音: ヤオフー)は、中国や日本に伝わる狐の妖怪である。人間をたぶらかしたり、人間の姿に化けたりすると考えられている。化け狐などとも呼ばれる。
注釈
出典
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- ^ 篠田耕一 『幻想世界の住人たち3 中国編』 新紀元社 1989年 116頁 ISBN 4-915146-22-7
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- ^ 特別出品 狩野探幽筆 八尾狐図のご紹介(京都国立博物館)
- ^ 家光が描かせた「八尾狐図」発見 京都府内の個人宅で (日本経済新聞)
- ^ 少年社・中村友紀夫・武田えり子編 『妖怪の本 異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説』 学習研究社〈New sight mook〉、1999年、80-82,84頁。ISBN 978-4-05-602048-9。
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- ^ 多田克己 編『竹原春泉 絵本百物語 -桃山人夜話-』国書刊行会、1997年、159頁。ISBN 978-4-336-03948-4。
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妖狐
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家庭版専用ステージ“焔神宮”に登場。狐の形をした炎。火を飛ばして攻撃する。跳躍力が優れており狙いを定め難い。
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