三清とは? わかりやすく解説

さんせい 【三清】

道教で、元始天尊の住む玉清天と、太上道君の住む上清天と、太上老君の住む太清天、とをいう。この三天は始気・元気・玄気に配され最上層大羅天に次ぐとする。これらの神は成立由来区々なのだが、八世紀頃に合して三清とする説が生まれそれぞれ真部洞玄部・洞神部道教経典授けたとする。

三清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 04:49 UTC 版)

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三清

三清(さんせい)は、道教の最高神格のこと。「太元」を神格化した最高神元始天尊と、「」を神格化した霊宝天尊太上道君)、老子を神格化した道徳天尊太上老君)の三柱。

それぞれ道教における天上界の最高天「玉清境」「上清境」「太清境」に住し、この三天のことも「三清」と呼ぶ。道観(道教寺院)にはしばしば「三清殿」と称する三清を祀る建物がある。

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