神の一覧とは? わかりやすく解説

神の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 01:02 UTC 版)

神の一覧(かみのいちらん)では、各神話の神を列記する。

凡例:日本語名(英語名)
一覧は、ウィキペディア日本語版に多数の記事がある神話は五十音順、他言語版ウィキペディアの記事へのリンクが大勢を占める神話はアルファベット順になっている。
各単語の定義も参照されたい : 女神神話宗教聖典世界の宗教

中近東

アブラハムの宗教

ユダヤ教キリスト教イスラム教は、同じ神を信じている。しかし、ユダヤ教徒とイスラム教徒は神を、厳格な唯一神教的な語として思い浮かべるのに対して、ほとんどのキリスト教徒の神は三位一体として存在すると信じている。

ユダヤ教

モーセの十戒の1つ、出エジプト記 20章7節の命令を根拠として、ユダヤ教においては古代から神の名を発音することを避けてきた。このため、現在では正確な呼称を知っている者は少なく、祭司家系の者たちの間で口伝されるのみであると伝えられる。

キリスト教

歴史的には、キリスト教はひとりの神を信じ、「神」として知られ、ひとりの神また神格を成す神聖な三者(三位一体)を信じると公言した。(参照 : アタナシウス信経)。

そのため、三位一体論的一神論者であるキリスト教徒がほとんどであるが、中にはそれに異議を唱える者もいる。以下の記事を参照。

アリウス派ユニテリアン主義、例えば末日聖徒イエス・キリスト教会エホバの証人。これら反三位一体論のグループは、ただひとりの父なる神が神であると信じている。末日聖徒は父と子イエス・キリスト聖霊とが三つの別個の神々を成すと信じている。エホバの証人はエホバ(ヤハウェ)はイエス・キリストより上位であり、聖霊は神の活動する力であると信じている。

イスラム教

アッラーフはイスラム教のもっとも伝統的な神を表す言葉である(固有名詞ではない)。イスラム教の伝統はまた99の神名も語る。ユダヤ教やキリスト教よりもある意味では詳細に神の存在の状態を定義しており、キリスト教で伝える三位一体は明確に否定し、その実態については「目なくして見、耳なくして聞き、口なくして語る」物理的な要素はない精神と力のみの存在としている。

その他

二つの小宗教はアブラハムの宗教のどの区分にもまったく該当しない。ラスタファリ運動ジャーを崇拝し、バハイ教もユダヤ教、キリスト教、イスラム教と同じ神を崇拝する。

エジプト神話の神々

エジプト神話の神々は実在の動物と関連する姿をとることが多い。

参照:エジプト観光省のエジプトの神々膨大な資料

メソポタミア神話の神々

メソポタミア地方に伝わる神話の総称。シュメール神話アッカド神話から成る。

シュメール神話の神々

シュメール神話の神々。

アッカド神話

シュメール人を支配したアッカド人が継承した神話。言語によりバビロニア神話とアッシリア神話に分けられる。

バビロニア神話の神々
アッシリア神話

ウガリット神話の神々

ウガリット神話はアブラハムの宗教と民族的に近縁の神話体系。

ヒッタイト神話の神々

ヒッタイトは紀元前15世紀頃現在のアナトリア半島に王国を築いた民族。(ヒッタイト神話も参照)

アルメニア神話

アルメニア神話はキリスト教が入るよりも以前の古代アルメニアで信仰されていた神話

ゾロアスター教の神々

北アジア

エヴェンキ族の神話

エヴェンキシベリアの民族。

ネネツ神話

(詳細はネネツ神話ロシア語版を参照)

東アジア

中国の神々

(詳細は中国神話を参照)

道教の神々

道教中国三大宗教(三教)の一つ。

日本の神々

神道民間信仰で多数な神がおり、総称して「八百万(やおよろず)の神」といわれる。

日本神話において天津神・国津神の神々のなかでもとくに三柱の御子が尊いとされ、その天照大神は主神となっている。

仏教

仏教では神は扱われないが、数多くの仏(ほとけ)があり、神のように扱われる場合もある。

インド・南アジア

ヒンドゥー教の神々

ヒンドゥー教インドネパールで多数派を占める民族宗教

ヨーロッパ

ギリシャ神話

ギリシア神話の固有名詞一覧も参照。

以下も参照。

ギリシア神話半神ティテュオスドリュアースニュンペーヒッポリュテープレイアデス

その他

⚫︎ アルケーの神(アペイロン)- 全宇宙と万物の神

ローマ神話の神々

(詳細はローマ神話を参照)

エトルリア人の神々

エトルリア人イタリア半島中部の先住民族。(エトルリア神話英語版

サルデーニャ島の神々

サルデーニャ島は西地中海の島。(Sardinian Deities) Sardinian deities, mainly referred to in the age of (Nuragici people), are partly derived from (Phoenicia)n ones.

  • (Janas) - Goddesses of death
  • (Maymon) - God of (Hades)
  • (Panas) - Goddesses of reproduction (women dead in childbirth)
  • (Thanit) - Goddess of Earth and fertility

ダキア人の神々

ダキア人はダキア地方に住んでいたトラキア系の民族。(Dacian Deities)

ケルト神話の神々

ケルト人中央アジアの草原から車輪付きの乗り物を持ってヨーロッパに渡来したインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の民族。(ケルト神話も参照)(Celtic pre-Christian Deities

北欧神話の神々

詳細は北欧神話北欧神話の固有名詞一覧を参照。

オセティア・ナルト神話

詳細はナルト叙事詩を参照。

スラヴ神話の神々

スラヴ人は、中欧東欧に居住し、インド・ヨーロッパ語族スラヴ語派に属する言語を話す諸民族集団。(スラヴ神話も参照)

バルト神話

ラトビア人の神々

ラトビア人ラトビア共和国の基本住民を形成する民族。(ラトビア神話も参照)

自然や祖霊を崇拝し、日本神道と似ているラトビア土着信仰「ラトビア神道」における主要な神々は約20柱いる。

リトアニアの神々

リトアニアは北ヨーロッパの国家。(リトアニアの宗教#信奉されていた神々とそれにまつわる神話リトアニア神話英語版も参照)

古代プロイセン、バルト海地方の神々

プロイセンバルト海南東岸の地域。(プロイセン神話英語版も参照)

フィンランド神話の神々

フィンランドの宗教に関する文書はあまり残されていない上、神々の名前や崇拝の仕方に関していえば土地土地で異なっていた。次に示すのは、最重要かつ最も広範に崇拝されている神々の概略である。

  • アハティ英語版 - 川、湖、海の神。
  • ロウヒ - 冥界の女神。
  • ミエリッキ - タピオの妻。
  • ペッコ英語版 - 草原と農業を司る神もしくは女神(実際の性別は不明)。
  • ペルケレ - 古代のフィン族あるいはエストニア人の神。
  • ラウニ英語版 - ウッコの妻。豊穣の女神。
  • タピオ - 森と野生動物の神。
  • ウッコ - 最高神。天と雷の神。

アフリカ(エジプト以外)

アカン族の神話

アカン族英語版は、西アフリカの民族。(アカン人の宗教も参照)

アカンバ族の神話

アカンバ族は、ケニアの先住民族。

  • アサ (Asa)

アシャンティの神話

アシャンティは、かつてガーナにあった王国。(アカン人の宗教も参照)

コンゴの神話

  • ンザンビ

イボ神話

イボ人は、ナイジェリアの民族。(Ibo mythologyも参照)

ズールー族の神々

ズールー族は、南アフリカの民族。(Zulu mythologyも参照)

ブションゴ族の神話

Bushongo mythology

ダホメ神話

ダホメ(ダオメともいう)は、17世紀から19世紀にかけて西アフリカにあった王国。(Dahomey mythologyも参照)

  • (Agé)
  • (Ayaba)
  • ダ (Da)
  • (Gbadu)
  • (Gleti)
  • (Gu)
  • リサ (Lisa)
  • ロコ (Loko)
  • マウ (Mawu)
  • サクパタ (Sakpata)
  • ソグボ (Sogbo)
  • セヴィオソ (Xevioso)
  • (Zinsi)
  • (Zinsu)

ディンカ族の神話

ディンカ族は、北アフリカの民族。(Dinka mythologyも参照)

エフィク族の神話

(Efik mythology)

  • アバッシ (Abassi)
  • アタイ (Atai)

ウルホボ族の神話

(Isoko mythology)

コイコイ人の神話

コイコイ人は、南アフリカの民族。「ホッテントット」と呼ばれた。(Khoikhoi mythologyも参照)

  • (Gamab)
  • (Heitsi-eibib)
  • (Tsui'goab)
  • ウティホ英語版 (Utixo) - ティクア (Tiqua) とも。天空神。キリスト教の宣教師が聖書の神を表す名として用いた。

サン人の神話

サン人は、南アフリカの民族。「ブッシュマン」と呼ばれた。(サン人の宗教も参照)

  • カグン英語版(Cagn。カアング (Kaang)、カッゲン (Kaggen) とも) - 太陽神、創造神
  • コティ (Coti) - カグンの妻
  • ガウナブ (Gaunab) - 疫病神、死神
  • ヘイツィ・エイビブ (Heitsi-Eibib) - 文化英雄
  • ツイ・ゴアブ (Tsui'goab) - 天空神、雷神
  • クー英語版 (!Xu) - 慈悲の神、全能の神

トゥンブカ族の神話

トゥンブカ族は、マラウイ北部、ザンビア東部、タンザニア南部に住む民族。(Tumbuka mythologyも参照)

  • チウタ (Chiuta) - 全能の神

ドゴン族の神話

ドゴン族マリ共和国に住む民族。(ドゴン族の神話も参照)

ピグミー族の神々

ピグミー中部アフリカ各地で暮らす民族。(Pygmy mythologyも参照)

  • アレバティ (Arebati)
  • Khonvoum
  • トレ (Tore)

ヨルバ族の神話

ヨルバ族は、ナイジェリアの民族。(Yoruba mythologyOrishaも参照)

ルグバラ族の神話

(Lugbara mythology)

ロトゥコ族の神話

Lotuko mythology

  • アジョク (Ajok)

アメリカ大陸

メソアメリカ

アステカ神話の神々

アステカ北アメリカ大陸メキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家(アステカ神話も参照)。

マヤ神話の神々

マヤ文明はメキシコ南東部、グアテマラベリーズなどの地域を中心に栄えた文明。(詳細はマヤ神話en:List of Maya gods and supernatural beingsを参照)

北アメリカ

アメリカ大陸インディアン(ネイティブ・アメリカン)たちは、「大いなる神秘」という概念を共有している。これは部族によって呼び名は違うが、森羅万象を包み込む「真理」であり、万物の中心である。あらゆる神々、精霊もすべてこの「偉大なる神秘」のもとにあるが、「偉大なる神秘」そのものは神でも精霊でもない[24]

アベナキ族の神話

アベナキ族北米バーモント州のインディアン部族。(Abenaki))

エスキモー・イヌイットの神話

エスキモーカナダアラスカ極北に暮らす狩猟民族。(Inuit mythology

  • アイパルーヴィク(Aipaloovik) - 海の邪神、死と破壊を司る
  • イガルク(Igaluk) - 月の神
  • テュロクTulok) - イガルクの宿敵、敗れて星となる
  • セドナ(Sedna) - 地母神であり海の女神
  • トーンガルスク(Torngarsuk
  • ナヌーク(Nanook) - 熊の神
  • ネリビック(Nerrivik) - セドナの別名
  • ピンガ(Pinga) - 狩猟の女神
  • マリナ(Malina) - 太陽の女神

グアラニー族の神話

グアラニー族は、中南米インディオ。(Guarani mythology

クリーク族の神話

クリーク族は、アメリカ南東部とオクラホマのインディアン部族、ムスコギー族のこと。(Creek mythology

クワキウトル族の神話

クワキウトル族は、カナダ西海岸部のインディアン部族。(Kwakiutl mythology

サリシ族の神々

サリシ族は、カナダのインディアン部族で、西海岸の漁猟部族。(Salish mythology

チペワ族の神話

チペワ族は、アメリカのミネソタに住むインディアン部族。(Chippewa mythology

ハイダ族の神話

ハイダ族は、カナダのインディアン部族で、西海岸の漁猟民族。(Haida mythology

ヒューロン族の神話

ヒューロンは、北アメリカ大陸北部の、オンタリオ湖周辺やヒューロン湖周辺などに居住するインディアン部族で、ワイアンドット族のこと。(Huron mythology

ポーニー族の神々

ポーニー族は、アメリカ中西部平原のインディアン部族。(Pawnee mythology

ホピ族の神話

ホピアメリカアリゾナ州に暮らすインディアンで、彼らの宗教観はニューエイジなど現代の文化に影響を与えている。(Hopi mythology

イロコイ族の神話

イロコイアメリカ合衆国カナダの間にあるインディアン国家。合衆国憲法の元となった仕組みを持っている。(Iroquois mythology

スー族の神話

スー族は、アメリカの大平原に住むインディアン部族。(Lakota mythology

  • ワカンタンカ - 宇宙の真理。神、精霊ではない。
  • インヤン - 石の精霊。
  • マカ - 母なる大地の精霊。
  • スカン - 空の精霊。
  • ウィ - 太陽の精霊。(Wi
  • ハンウィ - 月の精霊。ウィの妻。
  • タテ - 風の精霊。
  • ウォペ - ウィとハンウィの娘。偉大なる仲介者。(Whope
  • イヤ - 邪悪の精霊。
  • ワズィヤ - 地下に棲む「オールド・マン」
  • ワカンカ - 魔女。
  • アヌング・イテ - ワズィヤとワカンカの娘。二つの顔を持つ。
  • ハオカー - 雷の精霊。
  • イクトミ - 蜘蛛の精霊。トリックスター

ナバホ族の神話

ナバホ族は、アメリカ南西部に住むインディアン部族。プエブロ族神話を原典に持つ。(Navaho mythology

ズニ族の神々

ズニ族は、アメリカ南西部のインディアン部族。定住農耕民。(Zuni mythology

セネカ族の神々

セネカ族は、インディアンのイロコイ連邦の6部族のひとつ。(Seneca mythology

南アメリカ

インカ神話の神々

インカ帝国南アメリカペルーを中心に存在し、インカ人は現在も伝統を伝えている。(インカ神話参照)

オーストラリア・オセアニア

アボリジニーの神話

アボリジニーは、オーストラリアの先住民族。(Australian Aborigine mythology

ポリネシアの神話

ポリネシアは、オセアニアの海洋部の区分の一つ。(Polynesian mythology

その他

クトゥルフ神話

明確に創作物であるクトゥルフ神話の神々が、神を紹介するときに持ち出されることがある。

ムー大陸

ムー大陸の神一覧

宇宙

宇宙を治めている神あるいはサイエンス・ファンタジーの話でその惑星または異世界の宇宙の神の事。

  • 宇宙神 

脚注

  1. ^ 第2版,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,精選版 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典. “セトとは”. コトバンク. 2022年11月25日閲覧。
  2. ^ 吉田・松村編 2011, pp. 628–629(荻原眞子「北方アジアの女神小事典」>「【サモディ諸族】ヤ・ネビャ」)
  3. ^ zh:紫姑
  4. ^ zh:椅仔姑
  5. ^ zh:籃姑
  6. ^ 井村 2008, p. 126.(「ゴブニュ」の項)
  7. ^ 井村 2008, pp. 117-118.(「エスス、タラニス、テウタテス」の項)
  8. ^ 井村 2008, p. 140.(「ベンディゲイドブラン」の項)
  9. ^ 井村 2008, pp. 140-141.(「ボアン」の項)
  10. ^ 井村 2008, p. 132.(「ディアン・ケヒト」の項)
  11. ^ 中堀正洋 著「ヤロヴィト」、松村一男ほか 編『神の文化史事典』白水社、2013年2月、549頁。ISBN 978-4-560-08265-2 
  12. ^ a b c ブレードニヒ,竹原訳 2005, p. 265.(第6章 バルト族の女神(ライマ) A ラトヴィア人)
  13. ^ a b c d e エリアーデ,鶴岡訳 2000, p. 59.(249 バルト諸民族の宗教)
  14. ^ 黒沢歩『木漏れ日のラトヴィア』新評論、2004年11月、76頁。ISBN 978-4-7948-0645-1 
  15. ^ エリアーデ,鶴岡訳 2000, p. 61.(249 バルト諸民族の宗教)
  16. ^ 『木漏れ日のラトヴィア』、14-15頁。 
  17. ^ エリアーデ,鶴岡訳 2000, p. 60.(249 バルト諸民族の宗教)
  18. ^ 『木漏れ日のラトヴィア』、23頁。 
  19. ^ ブレードニヒ,竹原訳 2005, pp. 268-269.(第6章 バルト族の女神(ライマ) B リトアニア人)
  20. ^ ブレードニヒ,竹原訳 2005, p. 267.(第6章 バルト族の女神(ライマ) B リトアニア人)
  21. ^ a b 村田郁夫「バルト神話」『新版 ロシアを知る事典』川端香男里他監修、平凡社、2004年1月、599-601頁。ISBN 978-4-582-12635-8 (参照:p. 600)
  22. ^ ミラー&タウベ編 2000, p. 154.(「シェルハスの神々」の項)
  23. ^ ミラー&タウベ編 2000, p. 261.(「パレンケの三神」の項)
  24. ^ Lame Deer Seeker of Visions. Simon and Schuster』(Lame Deer, John (Fire) and Richard Erdoes. New York, New York, 1972)

参考文献

関連項目


神の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 08:51 UTC 版)

三宅記」の記事における「神の一覧」の解説

三宅記』に記される各神の神名と、他文献比定現在の神社比定の一覧。なお、記載がないものの三嶋神の后神・御子神とされる式内社についても付記する。 (凡例)1)底本は『道守』(伊古奈比咩命神社社務所1918年)pp. 付録31-32。比定等に用いた文献は「出典・備考掲載。2)「比定国史神名帳)」では、『三宅記記載神名六国史・『延喜式神名帳記載神名との対応を記載。3)「比定現在の神社)」は、式内社(『延喜式神名帳所載社)の論社のうち『三宅記』との関連論拠とした社のみを掲載式内社論社全て掲載したものではない。 三宅記比定国史神名帳比定現在の神社出典・備考神名身分本地仏社名所在地三嶋神と随身 三嶋大明神 -- 薬師如来 伊豆三島三嶋大社 静岡県三島市大宮町 初め三宅島のち、白浜へ(伊古奈比咩命神社比定後世現在の三島移ったとされる 若宮 丹波翁媼随身 普賢菩薩 -- (比定議論なし) (備考欄外) 剣の御子(つるぎのみこ) 丹波翁媼随身新島御子神後見 不動明王 -- 差出神社 東京都新島村式根島備考欄外見目(みめ/みるめ) 丹波翁媼随身 弁財天 -- (比定議論なし) (備考欄外大島分の大后(はぶ/はふ) 妃 千手観音 波布比売命 波布比咩命神社 東京都大島町波浮港 おほい所(太郎王子第一王子 薬師如来 阿治古命 大宮神社 東京都大島町野増備考欄外) すくない所(次郎王子第二王子 波治命 波知加麻神社 東京都大島町泉津備考欄外新島 水戸口の大后みちのく/みとのくち) 妃 馬頭観音 久尓都比咩命(久爾都比咩命) 泊神社 東京都新島村式根島 大宮王子大三王子第三王子 薬師如来 多祁美加々命 大三王子神社 東京都新島村本村備考欄外) 弟三王子(でいさん) 王子 -- 大三王子神社相殿 東京都新島村本村備考欄外神集島神津島長浜御前如意輪観音 阿波咩命(阿波命) 阿波命神社 東京都神津島村長浜続日本後紀』では「本后」と記載 たたない 王子 薬師如来 物忌奈命 物忌奈命神社 東京都神津島村備考欄外) たうない -- 日向神社 東京都神津島村榎木が沢 (備考欄外三宅島 天地今宮の后(三宅島の南) 妃 聖観音 伊古奈比咩命 伊古奈比咩命神社 静岡県下田市白浜続日本後紀』の「後后」に比定 あんねい(飯王子王子 薬師如来 阿米都和気命(阿米都気命) 富賀神社 東京都三宅村阿古 まんねい(酒王子) 穂都佐和気命(穂都佐気命) (不明) ゐがいの后(三宅島の西) 箱根翁媼嫡女女体 伊賀牟比売命 后神社 東京都三宅村伊ヶ谷 4子(名称無し王子 薬師如来 -- うち2神:新宮若宮 (后神社末社東京都三宅村伊ヶ谷 二宮御前坪田の后)(三宅島南東箱根翁媼二女女体 伊波乃比咩命 二宮神社 東京都三宅村坪田 うらみ子 王子 薬師如来 -- (不明二宮 -- (不明八王子母御前三宅島東北箱根翁媼三女十一面観音 佐伎多麻比咩命 御笏神社 東京都三宅村神着備考欄外) なご 王子 薬師如来 南子命 (論社3社) (三宅村内) かね 加弥命(加彌命) 二宮神社御笏神社合祀東京都三宅村神着 やす 夜須嶽比良神社 東京都三宅村伊豆 てい(てゐ) 弖良命 神澤神社 東京都三宅村伊豆 しだい(したい/しだゐ) 志理太宜命(志理太乎宜命) 神社 東京都三宅村神着 くらゐ 久良恵命 二宮神社合祀 東京都三宅村坪田 かたすげ 片命 (論)勝祖神社 (御笏神社合祀東京都三宅村神着 (論)片菅神社 東京都三宅村神着 へんず(べんず/ひんすけ) 波夜志命 峯指神社(風拝神社)(御笏神社合祀東京都三宅村神着 沖ノ島八丈島八十八ヱの后(いなばへ) 妃 聖観音 優波夷命 優婆夷宝明神社 東京都八丈町大賀郷 五郎王子(兄4人は早世王子 薬師如来 許志伎命 現在の祭神名は宝明神三宅記』に見えない后神・御子神のうち、式内社 御蔵島 続柄王子 伊大弖和気稲根神社 東京都御蔵島村備考欄外十島利島続柄王子 阿豆佐和気阿豆佐和氣命神社 東京都利島村備考欄外備考 ^ a b c d e道守』では、若宮・剣の御子見目の3物忌奈命・伊大弖和気命・阿豆佐和気命の3比定いずれも阿波咩命の子推定する (道守 & 1918年, p. 付録32)。 ^ 大島の太郎王子後見には、すくない所とわかみこ間の子・うらべ(うらゑ)と定める。 ^ すくない所の妻には、わかみこがあった。 ^ a b 新島伝承では、大三王子・弟三王子の弟(末子)に野伏御子の名を伝える。同神は野伏御子神社の祭神である (式内社調査報告, p. 61,154)。 ^ 新島伝承では、大三王子2人の后を伝える。1人御蔵澤(一ノ后)で、御蔵神社十三社神社飛地境内社)祭神。あと1人は太前ノ御前(二ノ后)で、早島神社祭神である (式内社調査報告, p. 60-61)。 ^ a b 新島御子神後見には、物語前半では剣の御子定め後半では新たに宮作尊と定める。 ^ a b 神津島伝承では、物忌奈命神社と「たたない王子」を別とし、「長浜御前」の御子神は3であるとする。この中でたたない王子」は祇苗島(ただなえじま:神津島東方所在)の社に比定される(神津島村商工会作成ガイド神津島史跡めぐり神々まつわる話(2013年阿波命神社項より)。 ^ a b 神津島御子神後見には、天竺から渡った左大臣のぬく島の大別当定める。ぬく島の大別当の妻はふと御前。 ^ 御笏神社は、三嶋神が託した石笏を神体としたという (阿部 & 2000年, p. 53)。 ^ 利島伝承では、阿豆佐和気命の妻に下上御方おりのぼりのおかた)の名を伝える。

※この「神の一覧」の解説は、「三宅記」の解説の一部です。
「神の一覧」を含む「三宅記」の記事については、「三宅記」の概要を参照ください。

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