韓湘子とは? わかりやすく解説

韓湘子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/18 06:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
韓湘子

韓湘子(かん しょうし)は、中国の代表的な仙人である八仙の一人。

名は湘、は清夫といい、「子」は男子の尊称。暗八仙は笛。

代の文豪・韓愈の甥の韓老成(韓愈の次兄の韓介の実子で、韓愈の長兄の韓会の養子)の子であり、子供の頃から韓愈に養われていた。

韓愈の子弟たちが学問に励む一方、彼は酒ばかり呑みぶらぶらしている放蕩者だった。二十歳の頃、突然行方不明になったかと思うと、しばらくしてぼろを身につけて帰ってきた。

韓愈が学問をするようにすすめると、「私が学んでいることはあなたのものとは違います」と言い、草の花をすぐに咲かせることができる、と言った。
彼が盆に土を盛り、牡丹を植えると、彼が言ったとおりすぐに花が咲いた。
よく見ると、花びらに「雲は秦嶺に横たわりて家いずくにかある。雪は藍関を擁して馬進まず」と書いてあった。意味を尋ねると、月日が経てばわかるという。
その年(819年)、憲宗の怒りに触れた韓愈は潮州へ流され、その途中大雪に遭うが、そこに韓湘子が現れ、以前自分が咲かせた花びらに書かれていた一句が的中したのだと言う。
韓愈が地名を尋ねてみると、そこははたして藍関だった。
そこで韓愈はその句に語句を付け足して、詩にして韓湘子に贈った。
やがて宿場に着くと、韓湘子は韓愈に一粒の薬を渡し、「瘴気の立ち込める地方では健康を保ちにくいでしょう。これを一粒飲めば、瘴気を防ぐことができます」と言い、しばらくして去っていった。
その後、韓湘子の言ったことはすべて的中したという。

師は呂洞賓漢鍾離。洪涯先生という説もある。

参考

外部リンク


韓湘子(かんしょうし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 03:41 UTC 版)

史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧」の記事における「韓湘子(かんしょうし)」の解説

八仙拳の技の1つ突きの後にそのまま裏拳放つ二段攻撃。(使用者

※この「韓湘子(かんしょうし)」の解説は、「史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧」の解説の一部です。
「韓湘子(かんしょうし)」を含む「史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧」の記事については、「史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「韓湘子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「韓湘子」の関連用語

韓湘子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



韓湘子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの韓湘子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの史上最強の弟子ケンイチ 技の一覧 (改訂履歴)、ハイガクラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS