漢鍾離とは? わかりやすく解説

鍾離権

(漢鍾離 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 04:07 UTC 版)

鍾離権

鍾離 権(しょうり けん)は、中国の代表的な仙人である八仙の一人。

姓を鍾離といい、名は権である。寂道。号は雲房先生。正陽真人とも呼ばれる。

漢鍾離(かんしょうり)という別名もあるが、これは「漢の人、鍾離権」の意味である。もとは漢に仕えており、左諫議大夫になったが、漢が滅んだ後は西晋に仕えて将軍になった。しかしある戦いで敗れ、終南山に逃げ込むも、道に迷ってしまう。山中をさまよい歩いていると、東華帝君に出逢い、長生真訣・赤符玉篆金科霊文・金丹火候青龍剣法を授かったという。

しかし、実際は五代の人であり、「天下都散漢(天下一の暇人)鍾離(鍾離権)」と自称していたのが、「漢の人、鍾離権」になってしまったという説もある。

その姿は頭に二つのあげまきを結い、太った腹を晒したものとして描かれる。暗八仙は芭蕉扇であり、死者の魂をよみがえらせることができるという。

師は前述のとおり東華帝君、弟子は呂洞賓曹国舅

全真教では、東華帝君の教えを呂洞賓に授けたものとして重視され、「正陽開悟伝道垂教帝君」の封号をもっている。


漢鍾離(かんしょうり)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 23:47 UTC 版)

ハイガクラ」の記事における「漢鍾離(かんしょうり)」の解説

背が高い武骨な男性決まり事時間などに厳しく報告怠った西王母無礼な態度をとる一葉によく怒っている。天官長。

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「漢鍾離(かんしょうり)」を含む「ハイガクラ」の記事については、「ハイガクラ」の概要を参照ください。

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