万有内在神論
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万有内在神論(ばんゆうないざいしんろん、panentheism)とは、有神論の一種であり、世界の全てが神(絶対者)の内に存在している、言い換えれば、神(絶対者)は超越と内在を兼ね備えているという考え方のこと。
万有内在神論(panentheism)は、語義的には「πᾶν(all)- ἐν(in)- θεός(God)」、すなわち「all-in-God」「all things-in-God」ということであり、「神の内に万物・万有(全ての有るもの=世界)が属している」という意味である。
汎神論(pantheism)が、「πᾶν(all)- θεός(God)」、すなわち「万物(世界)=神」だと考えるのに対して、万有内在神論(panentheism)は、神が万物(世界)よりは大きいもの、それを超え出て包み込んでいるもの、すなわち「万物(世界)⊂神」と考える。
関連項目
万有内在神論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 12:58 UTC 版)
万有内在神論(ギリシャ語のπᾶν(pân)「すべての」、ἐν(en)「中の」、θεός(theós)「神」)は、19世紀にドイツで正式に作られた造語で、神は物理的な宇宙に実質的に遍在しているが、その創造主・維持者として「それとは別に」あるいは「それを超えて」存在しているとし、伝統的な有神論と汎神論を哲学的に統合しようとしたものである:p.27。このように万有内在神論はそれ自体を汎神論から分離し、神は我々が知っているような世界の上や向こうに存在しているという追加的な主張を提起している:p.11。汎神論と万有内在神論の間では神の様々な定義に応じて曖昧になることがあるので、特定の著名な人物を万有内在神論や汎神論に結びつける際には意見の相違が生まれることがある:pp. 71–72, 87–88, 105。
※この「万有内在神論」の解説は、「汎神論」の解説の一部です。
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万有内在神論と同じ種類の言葉
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