内在とは? わかりやすく解説

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ない‐ざい【内在】

読み方:ないざい

[名](スル)

あるものが、そのもの中におのずから存在すること。「人の心に—する道徳律」⇔外在

哲学で、超越対し現象がみずからの内にその根拠原因をもっていること。神が世界の内において働く原因である(スピノザ)、経験可能の範囲にある(カント)、事物意識自我の内にある(主観的観念論)などのさまざまな意味に用いられる


内在

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 04:29 UTC 版)

内在(ないざい、: immanence)とは、神学形而上学において用いられる語彙概念で、(絶対者)が世界の中にいること。対義語は超越




「内在」の続きの解説一覧

内在

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 09:14 UTC 版)

ハシディズム」の記事における「内在」の解説

ハシディズム根底にある最も基本的なテーマは、宇宙での神の内在であり、『ティクネイ・ハゾハル』 (Tikunei haZohar) 中に見られるアラム語語句「Leit Atar panuy mi-néya」(神の存在しない場所はない)によって表現されることが多い。この万有内在神論概念は、ルリア英語版)派に由来したものであったが、ハシディズム扱い大きく拡大した世界創造するために、神は自らの全在である「エイン・ソフ」 (Ein Sof) を収縮 (tzimtzum) させ、神から分離した原初空虚(Khalal panui)が出現した世界がこの空虚中に生まれたことにより、それは起源的に神に完全に依存している。物はそれが持つ真の霊的な本質抜きでは無であり、また無限のエイン・ソフ原初空虚の中では顕在化できず、知覚可能具体性をもったみかけに限定される。 したがって万物真の相と物理的側面二元論があり、両者互いに相手変化する。神は収縮して姿をかくさなければならず、人間物質一般全能なるものに上昇再結合なければならない。レイチェル・エリオアはリアディのシュネウル・ザルマンによる『トーラー・オール』中の創世記28:21ヤコブが父の家に帰り、主が自分の神になる)に関する注釈において「これが無限から有限性に至る創造目的であり、これによって有限の状態から無限の状態に戻すことができる」と書かれているのを引用するカバラは、この弁証法重要性強調したが、主に宇宙論的な観点から述べた。たとえば神が自分自身徐々に縮小させ、さまざまな次元、すなわちセフィロト通して世界入り込む方法指している。

※この「内在」の解説は、「ハシディズム」の解説の一部です。
「内在」を含む「ハシディズム」の記事については、「ハシディズム」の概要を参照ください。

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内在

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 02:07 UTC 版)

名詞

ないざい

  1. 事物性質が他の物の内部存在すること。

発音(?)

な↗いざい

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
内在-する

翻訳


「内在」の例文・使い方・用例・文例

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