中部アフリカとは? わかりやすく解説

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ちゅうぶ‐アフリカ【中部アフリカ】

読み方:ちゅうぶあふりか

アフリカ中央部占め地域チャド中央アフリカ・カメルーン・赤道ギニア・サントメプリンシペ・ガボン・コンゴ共和国コンゴ民主共和国アンゴラからなる全体的に酷暑地域だが、降雨量によって熱帯雨林気候から砂漠気候までさまざま。これらの国々ブルンジ加えた10か国でCEEAC構成し経済的な結びつきが強い。

[補説] ルワンダ・ブルンジ含め場合があり、逆にアンゴラ南部アフリカ分類されることもある。


中部アフリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 07:33 UTC 版)

  中央アフリカ
  中部アフリカ(国連の準地域
  中央アフリカ連邦(廃止)
国際連合によるアフリカの地域の分類[1]
  中部アフリカ

中部アフリカ(ちゅうぶアフリカ)は、アフリカ大陸を5つの地域に分けた場合の1地域を指す用語である。赤道付近の南北に位置することから、赤道アフリカと呼ばれることもある。

概要

アフリカは、文化圏および人種の違いから、サハラ砂漠の南北で大きく2つに分けられるが、当該エリアは、南側のブラック・アフリカ(サブサハラ・アフリカ)に入る。そのうちの、ニジェール川流域より東側(おおよそ西経10度以東)、タンザニア西部地域に南北に走る大地溝帯よりも西側(おおよそ西経30度以西)、そしておおよそ南緯10度以北の範囲が、「中部アフリカ」と呼ばれる。この地域は、北はシャリ川、中部にウバンギ川、南部はコンゴ川の支流が行き渡り、コンゴ川の流域面積は、アマゾン川とその支流に次いで世界第2位である。

この地域にある国々は、中部アフリカ諸国経済共同体 (Communauté Économique des États de l'Afrique Centrale , 略称 CEEAC , 英語名 Economic Commuunity of Central African States) を結成している(他地域の国も構成国となっている)。また、旧フランス植民地の6カ国は、中部アフリカ経済通貨共同体 (Communauté Économique et Monétaire de l'Afrique Centrale , 略称 CEMAC) を結成し、共通通貨CFAフランを使用している。

独立国

非独立地域

以下の地域が含まれることもある。

独立主張のある地域

主要都市

アンゴラ
カメルーン
中央アフリカ
コンゴ民主共和国
コンゴ共和国
赤道ギニア
ガボン
サントメ・プリンシペ
チャド

脚注

注釈

  1. ^ アンゴラは国連の分類では中部アフリカに該当されているものの、歴史上では南部アフリカとの接点が多く、 南部アフリカ開発共同体の加盟国でもある。

出典


外部リンク


中部アフリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:20 UTC 版)

貿易史」の記事における「中部アフリカ」の解説

11世紀から13世紀にかけてザンビアインド洋をつなぐ貿易ルート確立してコンゴ川河口部コンゴ王国上流部にはルンダ王国英語版)や、ルバ族ルバ王国英語版)が成立したルバ王国、塩を輸出してコンゴ王国ではポルトガルとの奴隷貿易行ったアフォンソ時代コンゴ王国戦争捕虜輸出していたが、アメリカでプランテーション労働力求められるにつれて奴隷輸出激増して地域間紛争とともにコンゴ王国衰退招いた

※この「中部アフリカ」の解説は、「貿易史」の解説の一部です。
「中部アフリカ」を含む「貿易史」の記事については、「貿易史」の概要を参照ください。

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