ゲブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/05 13:04 UTC 版)

ゲブ(Geb)は、エジプト神話における大地の神。ヘリオポリス九柱神に数えられる。
概要
大気の神シューを父に持ち、湿気の女神テフヌトを母に持つ。配偶神は天空の女神ヌト。彼女との間に、冥界の神オシリス、豊穣の女神イシス、戦いの神セト、葬祭の女神ネフティスを成した。 妻のヌトと抱き合っている所を無理矢理シューによって引き離され、天と地とが分かれたとされる。この時、別れるのを嫌がったゲブの一部が隆起して山になったと言われる。 この神話は、エジプト神話の中でも特に有名で横たわったゲブの上にシューが立ち、ヌトを支える図像はよく知られている。
地震との関連
古代エジプトでは、ゲブが笑った(くしゃみとも)ところが地震の発生源と解釈されていた。
関連項目
「ゲブ」の例文・使い方・用例・文例
- ゲブレシラシエ選手,ベルリンマラソンで世界新達成
- エチオピアの長距離ランナー,ハイレ・ゲブレシラシエ選手(35)が9月28日,ドイツでのベルリンマラソンで2時間3分59秒のマラソン世界記録を樹立した。
- レースの2週間前,ゲブレシラシエ選手は筋肉を故障し,1週間練習を中断した。
- 今年のレース後,ゲブレシラシエ選手は「今日はすべてが完ぺきだった。天候も,レースも,観衆も完ぺきだった。」と語った。
- ゲブレシラシエ選手は,街の大気汚染への懸(け)念(ねん)から北京五輪ではマラソンに出場しなかった。
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