ラートリーとは? わかりやすく解説

ラートリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/12 01:56 UTC 版)

ラートリーRātrī)は、の意で、インド神話における女神である。天空神ディヤウスの娘で[1]、暁の女神ウシャスの姉[2]。また太陽の母とされる。『リグ・ヴェーダ』における数少ない女神の1つであり、ウシャスとともに称えられることが多いが[3]、独立讃歌はわずか1詩篇にとどまる(10巻127)。讃歌においては夜間の安全と安息が祈願されており、それによると女神は夜空の星を目としてあらゆる地を監視し[4]、ウシャスと交代して暗闇を遠ざけ、帰路に就く者を守護し、オオカミや盗人を遠ざけるという[5]




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  1. ^ 『リグ・ヴェーダ』10巻127・8。
  2. ^ 『リグ・ヴェーダ』10巻127・3。
  3. ^ 『インド神話伝説辞典』によれば1巻142、188など(ラートリーの項、p.339)。
  4. ^ 『リグ・ヴェーダ』10巻127・1。
  5. ^ 『リグ・ヴェーダ』10巻127・3-6。


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ラートリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:09 UTC 版)

3×3 EYES」の記事における「ラートリー」の解説

ウシャス最初に作った神民で、もう一人球城アマラ女神ウシャス細胞使って複製されコピー体であり、三只眼であるが、普段第3の目閉じている

※この「ラートリー」の解説は、「3×3 EYES」の解説の一部です。
「ラートリー」を含む「3×3 EYES」の記事については、「3×3 EYES」の概要を参照ください。

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