七つの壁編(第96話 - 第145話)
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「約束のネバーランド」の記事における「七つの壁編(第96話 - 第145話)」の解説
今から15年前の2031年。ラートリー家当主のピーター・ラートリーは、兄であるミネルヴァなど一族内の裏切り者を処刑していた。アンドリューを筆頭としたピーターの部下たちは、逃げた食用児を殺すために捜索を始める。 一方、エマたちがGPからシェルターへ戻ると、隠し部屋に置かれた電話で支援者からモールス信号のメッセージを受け取る。そこで、今は会えないがじきに接触すること、敵はピーター・ラートリーであることを伝えられた。エマたちはシェルター内の古文書に記載されていた「クヴィティダラの竜の目で昼と夜を探すべし」という言葉をヒントに七つの壁を探すことに。 その後、古文書に書かれていたクヴィディダラに無事辿り着いたエマは、約束を結んだ過去の光景や、昼と夜が合わさった奇妙な空間で謎の小鬼を見る。そして意識を取り戻したエマは、もう一度あの場所に辿り着ければ「約束」を結び直せると確信し、調査を続けると、七つの壁の入口に入る方法を発見した。 エマたちがシェルターへ報告しに戻ると、アンドリュー率いる部下たちが、中へ攻め込んできてしまう。なんとかシェルターから逃げ延びたエマたちだったが、ルーカスとユウゴ(オジサン)は二人でシェルターの中へ残り、アンドリューを巻き添えにしてシェルターを爆発させた。しかし、アンドリューは重傷を負いながらもエマたちの前に再び現れるが、アンドリューは野良鬼に食べられてしまう。 シェルターを失ったエマたちは、次の目的地として「ライオンのあご」を目指す。道中でミネルヴァの仲間であるジンとハヤトに出会い、ミネルヴァの待つアジトへと到着する。ようやくミネルヴァとの対面を果たしたエマたちであったが、そのミネルヴァの正体は出荷されたはずのノーマンであった。なんとノーマンの出荷時、ピーター・ラートリーが里親として現れ、人体実験としてΛ(ラムダ)7214と呼ばれる試験農園へ送られていた。ノーマンはそこで支援者と接触し、他の食用児を率いてΛ7214を壊滅。その後、ウィリアム・ミネルヴァの名前を利用して食用児の楽園を築くために鬼の絶滅を計画していた。 ノーマンは鬼同士で潰し合いをさせるため、王家と五摂家に恨みを持つギーラン家という元貴族の鬼と同盟を結ぶ。しかし、邪血の少女と呼ばれるムジカを知るエマは、王家と五摂家だけを根絶やしにすることを提案し、「約束」を結び直すためにエマとレイは七つの壁へと足を踏み入れる。結果、エマはある条件と引き換えに、「食用児全員で人間の世界へ行きたい」と鬼の頂点に願い、七つの壁を脱出した。
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