チャク

デジタル大辞泉

ちゃく【嫡】

読み方：ちゃく

［常用漢字］　［音］チャク（呉）　テキ（漢）

１ 本妻。正妻。「嫡妻・嫡出」

２ 正妻の産んだ跡継ぎ。「嫡子／正嫡・廃嫡」

３ 直系のつながり。正統。「嫡嫡・嫡流」

ちゃく【^×擲】

読み方：ちゃく

⇒てき

ちゃく【着】

読み方：ちゃく

［音］チャク（漢）　ジャク（ヂャク）（呉）　［訓］きる　きせる　つく　つける

［学習漢字］3年

〈チャク〉

１ 衣服などを身につける。「着衣・着脱・着帯・着用」

２ ぴったりとくっつける。くっつく。つく。「着床・着色・着氷／吸着・膠着(こうちゃく)・接着・定着・土着・撞着(どうちゃく)・粘着・付着・密着・癒着・恋着」

３ ある場所に届く。行きつく。「着信・着任・着陸／先着・到着・発着・漂着・未着」

４ 決まりがつく。落ちつく。「着実／決着・沈着・落着」

５ 一点に注目する。「着意・着眼・着想・着目」

６ 囲碁で、石を打つこと。「失着・正着・敗着」

〈ジャク〉心がとらわれる。「愛着・執着・頓着(とんじゃく)」

〈き（ぎ）〉「着物／厚着・上着・冬着・古着・水着」

[補説] もとは「著」の俗字。の語例は「チャク」とも読む。

ちゃく【着／^▽著】

読み方：ちゃく

［名］目ざす場所に行き着くこと。到着。「東京—一〇時の列車」⇔発(はつ)。

［接尾］助数詞。

１ 到着の順番を数えるのに用いる。「三—で銅メダルを獲得した」

２ 衣類などを数えるのに用いる。「スーツを一—新調したい」

３ 囲碁で、石を打つ回数を示すときに用いる。「第一—を天元に打つ」「ちょ（著）」

ちゃく【^▽笛】

読み方：ちゃく

ふえ。また、ふえの音。

「簫(せう)、—、琴…その音も妙(たへ)なりといへども」〈沙石集・六〉

ちゃく【^▽著】

読み方：ちゃく

⇒ちょ

外国人名読み方字典

チャク

名前 Chak

ウィキペディア

チャク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/11/01 20:39 UTC 版)

カバー遺跡のコズ・ポープ外壁のチャクの顔

ウシュマル遺跡、神殿の角部分にはめ込まれたチャクの顔

チャクまたはチャック（Chac、Chaac、Chaak）は、マヤ神話において雨と雷を司る神である水も司るため農業の守り神ともされた。

信仰

チャクは原古典期の昔から現代に至る長い間、人々の信仰を集めていた。図像に描かれるチャクの姿は時代によって変化しており、最終的には象のように長い鼻で一対の大牙をもち、涙を流す神として表される。また、古典期と後古典期には石斧や蛇などの輝く武器を携えた姿で描かれたり、炎を伴って描かれたりしており、これらはチャクの稲妻を象徴するものと考えられている。

一柱のチャクは四つのチャクに分かれているとも考えられている。北のチャク（白の人）、南のチャク（黄の人）、東のチャク（赤の人）、西のチャク（黒の人）、である。

アステカ神話のトラロック、サポテカ神話のコシーホ（コシーヨとも）としばしば同一視される。

参考文献

• 加藤隆浩 「チャック」『神の文化史事典』 松村一男他編、白水社、2013年2月9日、322頁。ISBN 978-4-560-08265-2。
• 『図説 マヤ・アステカ神話宗教事典』 ミラー, メアリ・エレン、タウベ, カール編、増田義郎監修、武井摩利訳、東洋書林、2000年9月22日（原著1993年）。ISBN 978-4-88721-421-7。

関連項目

• チャクモール

ウィキペディア小見出し辞書

チャク（宇宙刑事ギャバン typeG）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 00:46 UTC 版)

「パワーレンジャー・ビーストモーファーズ」の記事における「チャク（宇宙刑事ギャバン typeG）」の解説

銀河連邦警察から派遣されたサイボーグ。GBの基地にスパイしに来たと間違われ、デヴォンたちから攻撃を受けてしまうが後に和解し共闘する。

Weblio日本語例文用例辞書

「チャク」の例文・使い方・用例・文例

• ペチャクチャ喋る
• 不明瞭にペチャクチャしゃべる
• イソギンチャク・サンゴ・海綿動物などの植物に似た様々な無脊椎動物類の総称
• イソギンチャクやサンゴを含む固着性で海洋性の腔腸動物の大きな分類
• イソギンチャク
• イソギンチャクまたはそれと同類の動物
• 岩が集まった場所に一般的なイソギンチャク属
• 8つの分岐を持つサンゴとイソギンチャク
• 数種のイソギンチャクは二放射相称である
• イソギンチャクと共生する
• チャクリ王朝という,タイの王朝