時の列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:33 UTC 版)
車両は複数存在するため、個別表記のない時は「時の列車」として総合表記する。 アカシックレコードに則って時の運行を守る鉄道車両型タイムマシン。劇中では新幹線型と蒸気機関車型が確認されている。マシンデンバード同様、駆動システムアラゴドライブエンジンを搭載している。内部では乗客が快適に過ごせるように食堂車や浴室などが備わる車両も連結されている。現実空間に現れる際には、電車に存在する仮面ライダーがベルトのフォームスイッチを押した時と同様の音声(ミュージックホーン)を鳴らす。各メイン車両の先頭車両にはそれぞれの仮面ライダーに対応する電仮面が象られている。 製造者・運行目的などの全てを知るのはデンライナーのオーナー・駅長のみである。時の列車を運転可能なのは車両のオーナーかそれと同等の資格を持つ者に限定され、ゼロノスはゼロライナーのオーナーから一時的に運行・運転資格を委任されているため停車・発車を自由に行えるが、電王は運転資格は有するもののオーナーの許可なく行き先を決定できない。 時の列車が普段走る異空間は、モニュメント・バレーを思わせる一面の荒野。「時間の狭間」と呼ばれるトンネル(山岳)が存在し、その中に入ると現実空間との連絡が一切取れなくなる。現実空間にいる者も棚の中など「扉がある場所」から異空間への扉を開いて時の列車に搭乗できる。現実空間にいる時は一般人でも列車の姿を見ることが可能。レールは異空間・現実空間を問わず自動的に敷設・撤去されていくため、街中・空中・海上などどこでも走行可能。時の列車が壊れてしまうと、時の中を永遠にさまようと言われている。 時の列車は人間の記憶を元に作られたチケットによって過去や未来に移動する。基本的には片道切符で往復は不可能。イマジンが契約によって過去に飛ぶのもこの件が絡んでいる。理屈の上では過去に行くには、記憶という概念を持つ人類に作られるチケットを使用し、時間移動を繰り返さねばならない。それ以上の人間が記憶し得ない過去または人類誕生以前の古代へ向かうには、専用のパスとチケットを使用して「神の路線」と呼ばれる特殊な路線に入る必要がある。 時の列車には車両によって異なる協定世界時(UTC)を基準にした時間単位が存在する。デンライナーとゼロライナーが使用する曜日・日時などの時間単位は協定世界時(UTC)を基準にしたUTC+9(日本の標準時間)である。 スペック 名称全長全幅全高デンライナー ゴウカ27.35m(1号車)・25m(2号車以降) 3.38m(全車) 4.49m(1号車)・3.65m(2号車以降) デンライナー イスルギ26m 3.9m 3.65m デンライナー レッコウ25m 3.38m 4.49m デンライナー イカヅチ24m(先頭車・後尾車) 3.5m(先頭車)・3.38m(後尾車) 3.65m(先頭車・後尾車) ゼロライナー ドリル29m 4.2m 4.49m ゼロライナー ナギナタ27.35m 3.9m キングライナー127m 13.6m 18m
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