時の勇者リンクが子供時代に戻った時間軸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:00 UTC 版)
「ゼルダの伝説シリーズ」の記事における「時の勇者リンクが子供時代に戻った時間軸」の解説
ムジュラの仮面(N64/3DS) 『時のオカリナ』で魔王ガノンドロフとの戦いを終えた時の勇者リンクは、7年前の本来の時代に戻った。リンクはゼルダ姫の元を訪れて未来で起こる出来事について話し、ガノンドロフの野望阻止のために聖地を開かないよう伝えた。話を聞いたゼルダ姫は、リンクに対し、ガノンドロフの手が届かないところへ逃げるように告げた。その後リンクは人目を忍びつつ、冒険の末に別離した相棒の妖精ナビィを探して愛馬のエポナと共に旅を続けていたが、ある森の中で謎の小鬼・スタルキッドに襲われ、3日後に月の落下で滅びる運命にある世界「タルミナ」に迷い込んでしまう。冒険の末に月の落下を阻止しタルミナを救ったリンクは、再び人知れず旅に出る。 トワイライトプリンセス(GC/Wii/Wii U) / リンクのボウガントレーニング(Wii) 『時のオカリナ』でガノンを封印した後、時の勇者リンクが戻ってきた本来の時代(プレイヤー視点でいう「少年リンク側」の時間軸)から百数年後の話。『風のタクト』とはパラレルワールド(別の時間軸)の関係にあたる。 戦いを終えて本来の時代に戻った時の勇者リンクはこの時代のゼルダ姫のもとへ行き、ガノンドロフの野望を未然に阻止するように手を打ってから旅に出た。その結果、ガノンドロフの聖地侵略の目論みは失敗に終わり、本来なら起こる筈だった「時の勇者と魔王の戦い」が起こらず歴史が変化した。それから数年後、ハイラルの六賢者たちによってガノンドロフの処刑が執行されることになった。しかし、その最中にガノンドロフが「神の力」を発動させて賢者の一人を殺害、賢者たちは咄嗟の判断により、かつて聖地侵略を図った一族を封印した世界「影の世界」へガノンドロフを追放する。 ガノンドロフは影の世界で長い年月を経て怨念と化し、影の世界の王に仕える臣下・ザントに宿る。強大な力を得たザントは影の世界の住民を魔物に変え、影の世界の姫・ミドナの力を奪うと、光の世界のハイラル王国へ侵攻して王城のゼルダ姫を降伏させ、ハイラルの世界を影の領域へと変えていった。 そうした中で、ハイラル南部の村に住む青年リンクは神の力に選ばれた勇者として目覚め、ミドナはザントの打倒と影の世界の救済のためにリンクと行動を共にする。冒険の末、リンクはミドナとゼルダ姫の協力を受けてザントとガノンドロフを倒し、ハイラルに光と平和を取り戻した。ガノンドロフは最後に「光と闇の戦いの始まりと思え」という言葉を残した。 今作の外伝的作品として『リンクのボウガントレーニング』がある。 本作に登場する金色の狼と骸骨の剣士は、時の勇者が死後に姿を変えたものである。また、『ハイラル・ヒストリア』では本作のリンクが時の勇者の子孫であるとされている。 上述した影の一族の祖先が聖地侵略を図った時期は『スカイウォードソード』と『ふしぎのぼうし』の間の時代にあたる。 4つの剣+(GC) 『トワイライトプリンセス』でガノンドロフが倒されてから数百年後、ゲルド族とハイラル王国は親交を回復していった。しかし、新たに転生したガノンドロフが生まれ、村の掟を破って邪器「トライデント」を復活させる。その際に太古に封印された風の魔神グフーをも復活させ、封印の役目を持つ巫女やゼルダ姫がさらわれてしまう。リンクは安置されていたフォーソードを台座から抜いて体を4つに分け、冒険の旅に出る。最終的にリンクはフォーソードでグフーを倒し、ガノンドロフを封印した。 『ハイラル・ヒストリア』では、これがグフーの最期だと記載されている。一方のガノンドロフは、フォーソードに封印されながらも再び復活するような発言を残している。
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