ユニテリアン・ユニヴァーサリズム
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ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism:通称UU) は「真理と意味の追求を自由にかつ責任を持って行うこと」を特徴としたリベラルな宗教で本拠地はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン。1961年にユニテリアンとユニヴァーサリストが合同してユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会(Unitarian Universalist Association)が結成された。キリスト教から派生し、キリスト教正統派教義である三位一体を否定する。彼らはキリスト教徒を自認せず、米国の国勢調査ではキリスト教に含まれず「その他の宗教」に分類されている[1]。
- ^ 米国の国勢調査ではキリスト教に含まれず「その他の宗教」に分類されている。- 八木谷涼子『なんでもわかるキリスト教大事典』p181,朝日新聞出版,2012年
- ^ News Release From Carole Keeton Strayhorn
- ^ Cultural Appropriation: Reckless Borrowing or Appropriate Cultural Sharing
- ^ When Worship Becomes Cultural Misappropriation, September 15 2007, UU Interconnections
- ^ 渡瀬常吉『朝鮮教化の急務』警醒社書店1913
- ^ 『日本キリスト教歴史大事典』 教文館、1988年。
- ^ 茂義樹『明治初期神戸伝道とD・C・グリーン』新教出版社
- ^ 友愛労働歴史館「ユニテリアン・ミッションのスタートから130年、明治22年10月!」。2022年10月30日閲覧。
- ^ 岡田哲藏「統一敎會と靑年會同盟の問題」、〈日本基督教青年会同盟「開拓者8巻8号」〉。1913年。
- ^ 高楠順次郎、杉浦貞二郎他『世界聖典全集』、世界聖典全集刊行會編。1930年。
- ^ オダミツオ「出版・読書メモランダム」 (2017年). “古本夜話667 杉浦貞二郎と「基督教各派源流」”. hatenablog. 2021年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月22日閲覧。
- ^ Kirchengrundung - Kirchenbau, Kreuzkirche Tokyo。
- ^ 赤司繁雄『自由基督教の運動―赤司繁太郎の生涯とその周辺』。朝日書林。1995年。
- ^ 中村敏『日本人による海外宣教の歩み』関西ミッション・リサーチ・センター 日本福音同盟
- 1 ユニテリアン・ユニヴァーサリズムとは
- 2 ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの概要
- 3 日本宣教
- 4 関連項目
ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism)
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「ユニテリアン主義」の記事における「ユニテリアン・ユニヴァーサリズム(Unitarian Universalism)」の解説
ユニテリアン・ユニヴァーサリズムの組織に入るために要求される公的に定められた信条や信仰規定は存在しない。これはUUが1961年にアメリカ合衆国にてユニテリアン派とユニヴァーサリズム派が合併することで成立しているためである。アメリカ合衆国では、このことをうけて、多くの信徒が「ユニテリアン・ユニヴァーサリスト」(UU)を自認している。今日では、UUの多くは自分がキリスト教徒ではないと考えている(ただし、教義上はキリスト教主流派と重なる部分も少なくない)。キリスト教徒を自認する者についても、どのような教義を信じるかは各信徒の自由に任せられているが、多くの場合、三位一体についてはこれをドグマであるとして拒否されている。UUは彼らを束ねるものとして、教義ではなく、一連の行動原理を奨励するのである。著名なユニテリアン・ユニヴァーサリストにはティム・バーナーズ=リー(WWWの開発者)、ピート・シーガー、カート・ヴォネガットやクリストファー・リーヴがあげられる。
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