行動原理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:28 UTC 版)
強い相手と戦うことをなによりも愉しむ戦闘狂。視界を狭めた上で自身の霊圧を無尽蔵に削減する眼帯も、音で自分の居場所が伝わる鈴も、「あえてハンデを背負うことで戦いを楽しむ」ために着けている。 これらハンデを自らに課しても「敵が脆すぎて戦いを楽しむ暇がない」ため、常に加減して斬る癖までつけてしまっている。戦いで自身が負傷する事への恐怖心や躊躇が全くなく、敵の攻撃を受けたり予想外の事態に陥っても怯むこともない。いくら斬られて血を流しながらも倒れず反撃する姿には、交戦した相手が恐怖を感じるほど。死すらも戦いを楽しむための代償とまで言い放つが、「死んだら何も斬れなくなってつまらない」とも思っており、ノイトラと戦い死を予感したときは「嫌だなァ…死ぬのは」と言っている。また、戦いとは対照的に職務には重きを置かない。戦いに関しても自分が楽しむ事が目的であるため、戦えなくなった相手に止めを刺すことにはこだわらない。この考え方が過去に対戦した一角に影響を与えている。ただ、虐殺を望んではおらず、常に相手とのギリギリの戦いを望んでいる。 実は少年時代に発足したばかりの十一番隊長であった初代剣八・卯ノ花八千流と交戦し圧倒したが、「ここで倒してしまうともう二度と戦いを悦しむことが出来なくなる」と考え、自身の能力を封じてしまい敗北する。それ以来、自身でも無意識の内に相手を倒せるギリギリの範囲までしか力を発揮できなくなってしまっていた。その際の八千流の圧倒的な強さに憧れを抱くようになり、後に草鹿やちるにその名前を授けた。
※この「行動原理」の解説は、「更木剣八」の解説の一部です。
「行動原理」を含む「更木剣八」の記事については、「更木剣八」の概要を参照ください。
- 行動原理のページへのリンク