物語前半

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物語前半

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/09 17:23 UTC 版)

「いとしのエリー (漫画)」の記事における「物語前半」の解説

物語前半時系列リスト 高校入学以前- 串田、中村と不倫。串田が結婚したいと中村を両親に合わせるが反対され別れる。 真名古、串田へアプローチする機会を窺うが成らず。口が災いし教員採用試験に落ちる。 上野が意中の女子（柳本）と一緒になるために三田町高を受け合格。しかし柳本は私立の受験高へ進んでしまう。 高校1年生1学期（3年2学期後半での回想） 串田が新任で赴任、入学した上野・清水・本土寺の担任となる。清水が串田を見て上野達に「ありゃ処女じゃねえな」と発言。 清水、授業中に『風の谷のナウシカ』を観に行こうと上野を誘い抜け出そうとするが後から付いてきた本土寺が見つかり怒られる。 夏休み（第1話） 上野と串田が鎌倉の海水浴場で出会い、夜に一緒に遊びまわり一夜を共にする。上野は初体験だったが“ひと夏の関係”と言われる。 2学期 夏休みの課題をやっていなかった上野が課題代わりに背中の「いとしのエリー」という日焼け跡を串田に見せる。 その日焼け跡を清水達クラスメイトに見つかり茶化され、それが串田だと憤慨しても串田は取り合わず。その後上野に教師としての立場から学校では親密にはなれないと説くが、上野はそれでも諦めないと宣言する。 教室でクリスマスコンパが開かれるが上野は串田に補習を受けさせられる。後にコンパに合流するが、隠れて酒を飲んだ上野が悪酔いして嘔吐。 3学期 串田が誕生日プレゼントにセーターとブックカバーを編む。ヤン坊が高校の視察を兼ねて姉を訪ね、上野と知り合いになる。 串田が風邪をひき上野がアパートに見舞いに行くが、クラスメイトが先に来ていた。皆が勝手に見ていたアルバムから夏休みの2人の写真が見つかりかけ、清水が2人の仲を怪しみ始める。 真名古が英語の産休補助教員として赴任、串田と必要以上に親しくし始める。 バレンタインデーに隣野が上野にチョコレートを渡す。その現場を目撃した串田が微妙に嫉妬するが、串田もとりあえずパラソルチョコを渡す。 上野と隣野が新しく出来た喫茶店でデート。そこに偶然居合わせた串田と大学時代の同級生の話から「ナカムラ」と串田が付き合い、真名古がアプローチできなかった過去を盗み聞きする。そこに真名古も現れ、盗み聞きが串田にばれる。 上野が隣野と、串田が真名古と映画を観に行く。そのデートの帰りに隣野の家が串田のアパートの隣と判明し、上野と隣野の目の前で真名古が串田を車から降ろすのを目撃する。その後上野は串田のアパートを訪れ、二人の行き違いを修正し仲直りしようとするが、串田に拒否され雪の中を朝帰りし風邪をひく。 風邪が治り学校に登校した上野と串田、屋上で口論。串田は言いたい放題の上野に教え子との恋愛と立場に悩む自分の心境を吐露し号泣、とりあえず仲を修正する。その夜上野が串田のアパートを訪れ一夜を過ごす。 その翌日上野の母親が学校に訪れ、無断外泊など子供の最近の行動が怪しい事を相談する。その場をなんとか治めた串田だったが、上野を泊めた自分の行動も猛省する。 春休み 個人的に串田に補習を受ける事になった上野が移動途中の電車でヤン坊と遭遇、そのままアパートへ行く。串田が上野の行動のストッパー役として弟を呼んでいた。 高校2年生（2学期まで）1学期 ヤン坊、三田町高校に入学。 3バカトリオ、一年生女子の着替えの出歯亀をはたらいたのがバレて一気に一年生に名が知れる。廊下で正座させられていた3人をヤン坊が見物にきて清水・本土寺と知り合いになる。 進路指導の順番待ちの為ひとり教室に居残っていた上野の元へ隣野が現れ、一緒にいてもいつも上の空の上野の気持ちを問い、抱きついた所を串田に発見される。上野はなんとか弁明するが、串田は猛烈に嫉妬していた。 上野が木に登り2階でやっていた串田の3年の授業を覗き見する。その様子を他の教師に見つかり木から落ち、右足を複雑骨折、右手の小指を骨折、左手を捻挫する大怪我を負う。 串田が病院に見舞いに訪れ、はしゃぐ上野。隣野はその様子をドアの向こうから見て入るのを躊躇する。さらに後から来た清水はその様子をみて隣野を病室に入るように促す。隣野が退室したあと二人になった清水は誘導尋問し、上野と串田が交際していることを突き止め、上野にもっと上手く立ち回れと口添えする。その後病室から出た隣野に追いついた清水は隣野と話し合い、上野と離れさせる。 完治した上野と串田、ビアガーデンの帰りに雨に降られ、雨宿りしたコインランドリーでコトに及ぶ。 3バカトリオ、教育実習でやってきた生真面目な女子大生・星野を罵倒する落書きを校舎の壁に書き、串田に頬打ちをもらう。 清水、隣野と行ったディスコで隣野を含め5股かけていた事が発覚、次の日隣野は串田のアパートでその事を相談する。串田がアドバイスをし隣野の為に夕飯を作り始めるが、隣野が「ナカムラ」なる人物からの電話を取り次ぎ串田が動揺する。「ナカムラ」は出張で東京のホテルに宿泊していると言う。 上野、清水と隣野の仲裁のために隣野と話をするが、逆に隣野から「ナカムラ」が東京にいることを聞く。上野は以前盗み聞きした内容が気にかかり串田を問い詰めるが、串田は「ただの恩師であって会いには行かない」と嘘をつき、ホテルに行く。しかし中村はすでにホテルを去った後だった。想いが募ったまま自宅に帰った串田はヤン坊からの電話に「中村さん?!」と言って出てしまう。この気持ちを晴らすため中村のいる北海道への旅行を計画する。 期末テストの終わった放課後、清水は5股の清算を決意。4人の縁切りの現場を尾行した上野・本土寺のあとを更につけていた隣野に全てを見られ復縁。 終業式直後、上野はヤン坊からエリーが北海道旅行に行くことを両親から大反対されたことを聞く。串田の真意を確かめに教務室に行くが、既に旅立った後だった。その後清水に事情を話し北海道に行くお金を貸してくれと頼む。 夏休み 上野と清水、ヤン坊の協力を得て串田が札幌に宿泊している事を突き止め、親に清水と旅行に行くと嘘をつき札幌へ向かう。 串田、中村と会い、妻子ある者に中途半端に愛して欲しくないと別れを告げる。中村が串田の宿泊ホテルまで送ると、そこには上野が待っていた。 翌日串田と上野は道内旅行をするが、途中自宅に電話すると母親が清水に会ったといい、嘘をついたことがばれる。すぐに帰郷。 上野、夏休みの残りは借金返済の為にファミリーレストランでアルバイトする。 本土寺、夏休みに通った予備校で彼女（後藤順子）が出来る。 2学期 上野、生徒指導の教師・宍戸にアルバイトをしていることがばれ、串田がなんとか擁護する。アルバイトが出来なくなったので、串田が吉祥寺へのアパートの引越しの手伝いを要求しアルバイト代わりをさせる。 上野と串田、二人で引越し祝いをするが、この頃から串田の不安が募り始める。 上野、進路指導の教師に呼ばれ成績が落ちている事を指摘され、進学はおろか進級も危ういことを告げられる。串田は呼び出された後の上野の不穏な行動から、アパートに来ないで勉強に専念して欲しいと告げる。串田の言葉でふてくされた上野が家に帰ると、母親が三田町高を受験する時の上野を回想した（入学前のエピソード）、上野はその頃の直向さを思い出し、成績が上がるまで串田のアパートに行かない事を決意。 上野、隣野に個人的に勉強を教えて欲しいと願い出る。隣野が誰もいない教室で串田が上野の机にキスするのを目撃。 真名古、産休の先生が辞めた事で、三田町高校を本採用になり串田にプロポーズする。その場を影で見ていた上野は焦燥する。 上野、隣野の出題予想が的中し期末テストは成績を上げる。が、英語の試験のみ答案記入欄がずれていたため赤点、追試を受ける。 冬休み 3バカトリオと隣野、後藤、真名古、串田でスキーに出かける。初心者の上野はゲレンデ下にいた今泉と衝突、もつれを取る際に足首を捻挫する。その夜、今泉が上野の元を訪れ意気投合する。真名古、今泉を宿泊ホテルに送る途中で「もうすぐ串田と結婚する」と嘘を吹きこむ。