トゥラン (エトルリア神話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:49 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動トゥラン(Turan)はエトルリア神話においての愛と活力の女神で、ヴェルク(Velch)市の守護者である。美術において、通常は若い翼のある少女として描写されている[1]。ローマ神話のウェヌスおよびギリシア神話のアプロディーテーに相当する女神とされる。
一般に鳩、鵞鳥、白鳥などの卵を産んでいる鳥と関連付けされる[2]。従者はラサス(Lasas)と呼ばれた。トゥランはかなり古くから信仰されていたと思われるが、ピアチェンツァの肝臓(Liver of Piacenza)にもエトルリアの神々について書かれたマルティアヌス(Martianus)のリストにも記載が無い。7月のエトルリア語名は彼女にちなんで名づけられているが、現在はそのラテン語形トラネウス(Traneus)を知るのみとなる[3]。
脚注
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