周易参同契
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 05:38 UTC 版)
『周易参同契』(しゅうえきさんどうけい)は、煉丹術に関する書物で、易の卦をかりて煉丹の法を説いたもの。伝統的に後漢から呉にかけての魏伯陽(ぎはくよう)が著したとされる。『道蔵』太玄部に収録されている。
- ^ 『神仙伝』巻1「魏伯陽者、呉人也。(中略)伯陽作『参同契五行相類』凡三巻。其説似解『周易』、其実仮借爻象、以論作丹之意。而儒者不知神仙之事、反作陰陽註之。殊失大旨也。」
- ^ 兪琰『周易参同契発揮(道蔵本)』巻9・序。「此乃「魏伯陽」三字隠語也。「委」与「鬼」相乗負「魏」字也。「百」之「一」下為「白」、「白」与「人」相乗負「伯」字也。「湯」遭旱而無「水」為「昜」、「阨」之「厄」際為「阝」、「阝」与「昜」相乗負「陽」字也。」
- ^ 鈴木(1977) p.12
- ^ 鈴木(1963) pp.600-601
- ^ 鈴木(1977) pp.5-10
- ^ 鈴木(1963) p.597
- ^ 福井(1987) p.266
- ^ 『経典釈文』巻2、易「虞翻注参同契云、字従日下月」
- ^ 福井(1987) p.273
- ^ 福井(1987) p.278
- ^ 福井(1987) p.280
- ^ 福井(1987) p.272
- ^ 福井(1987) p.262
- ^ 横手(2015) p.87
- ^ ただしこれより古い注釈があるという説もある。江波戸(2013) p.69 注3
- ^ 鈴木(1977) p.5
- ^ 姜(2017) p.158
- ^ 鈴木(1977) pp.10-11
- ^ 吉田(1972) p.208
- ^ 鈴木(1977) p.61
- ^ 横手(2015) p.86
- ^ 江波戸(2013) p.56
- ^ 横手(2015) p.87,153
- ^ 姜(2017) pp.222-224
- ^ 江波戸(2013) p.55
- ^ 姜(2017) p.93
- ^ 鈴木(1963) pp.606-607
- ^ 幸田露伴「仙書参同契」『游塵』東京出版、1947年、100-191頁。
- ^ 吉田(1972) p.202
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- 3 成立
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