トウビョウとは? わかりやすく解説

とう‐びょう

中国・四国地方でいう憑(つ)き物の一。小狐または小さで人に憑くという。


とう‐びょう〔‐ベウ〕【投×錨】

読み方:とうびょう

[名](スル)船のいかりをおろすこと。船が停泊すること。「母港に—する」⇔抜錨(ばつびょう)。

「投錨」に似た言葉

とう‐びょう〔‐ベウ〕【痘苗】

読み方:とうびょう

種痘に使う材料弱毒化した痘瘡ウイルスの液。


とう‐びょう〔‐ビヤウ〕【闘病】

読み方:とうびょう

[名](スル)病気治そうという強い意志療養につとめること。「長年の—生活」


トウビョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 03:10 UTC 版)

トウビョウは、土瓶のことで[1]中国四国地方に伝わる憑きもの[2]香川県ではトンボカミ土瓶神)ともいう[3]


  1. ^ 道通神社 | 日本伝承大鑑
  2. ^ a b c d 佐藤 1977, pp. 829–830
  3. ^ 吉田禎吾『日本の憑きもの 社会人類学的考察』中央公論新社中公新書〉、1972年、35頁。ISBN 978-4-12-100299-0 
  4. ^ a b 石塚 1959, pp. 48–55
  5. ^ a b 沖田神社・道通宮社史参照
  6. ^ a b 大藤 1955, p. 1022
  7. ^ 多田克己『幻想世界の住人たち』 IV、新紀元社Truth In Fantasy〉、1990年、293頁。ISBN 978-4-915146-44-2 
  8. ^ 道通神社”. 岡山県笠岡市公式ホームページ. 岡山県笠岡市役所 (2013年5月22日). 2015年1月12日閲覧。
  9. ^ 水木しげる水木しげるの妖怪事典東京堂出版、1981年、44頁。ISBN 978-4-490-10149-2 
  10. ^ 谷川健一『魔の系譜』講談社講談社学術文庫〉、1984年(原著1971年)、41-42頁。ISBN 978-4-06-158661-1 


「トウビョウ」の続きの解説一覧

トウビョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 02:03 UTC 版)

絶対城先輩の妖怪学講座」の記事における「トウビョウ」の解説

群れをなす小さなとして表現される憑き物一種で、床下土瓶飼われている。一般的に心怪とされる憑き物の中で、県境(大学から2時間半ほど)にほど近い朽縄くちなわ)町という小さな町旧家・真(まがや)家に伝わるもの本物とされる

※この「トウビョウ」の解説は、「絶対城先輩の妖怪学講座」の解説の一部です。
「トウビョウ」を含む「絶対城先輩の妖怪学講座」の記事については、「絶対城先輩の妖怪学講座」の概要を参照ください。

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