広軌とは? わかりやすく解説

こう‐き〔クワウ‐〕【広軌】

読み方:こうき

鉄道線路軌間標準軌間の1435ミリより広いもの。日本では1067ミリ軌間狭軌というのに対しそれより広いものをさすことが多い。「—鉄道」→狭軌


広軌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 05:22 UTC 版)

広軌(こうき、broad gauge)は、鉄道線路のレール(軌条)間隔を表わす軌間標準軌の1435mm(4フィートインチ)を超えるものをさす。


注釈

  1. ^ 従来より軽量な車両が従来より長い高架区間で強風で煽られて横転・転覆することを防ぐために従来のアメリカ合衆国各鉄道よりも広い軌間としている。
  2. ^ 近年は新幹線網の拡大で多くの地域に1435mm軌間が広まり、かつてほど特殊でなくなった。
  3. ^ 1435mm軌間もJFEスチール西日本製鉄所・福山地区や新日鐵住金君津製鉄所・堺製鉄所などで採用。

出典

  1. ^ 「ウクライナ 鉄道レール幅変更方針 ロシア型から欧州型へ」東京新聞』朝刊2022年6月17日(国際面)2022年7月6日閲覧
  2. ^ Chris Jackson (2006年2月1日). “High speed lines will drive forward Refer's long-term strategy”. レールウェイ・ガゼット・インターナショナル. 2010年11月11日閲覧。
  3. ^ ユージン・フォーター 編/小池滋 監訳『世界の鉄道』(集英社、1979年)442頁
  4. ^ ユージン・フォーター 編/小池滋 監訳『世界の鉄道』(集英社、1979年)452頁
  5. ^ 鉄道ピクトリアル』 No.797(2007年12月号)「製鉄所の鉄道」、No.805(2008年7月号)「続・製鉄所の鉄道」石本祐吉



広軌

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 09:41 UTC 版)

名詞

(こうき)

  1. 左右2本のレール間隔標準軌(1435mm)よりも広い軌道日本には存在しない。ただし日本においてはJR在来線など1067mm標準的採用されていたため、1067mm超える軌間を広軌という場合もある。

関連語

翻訳


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