くも‐すけ【雲助/蜘=蛛助】
雲助
くもすけ - 豆知識昔は悪党駕篭かき人足をこう呼んだ。
相手によっては人里離れた所で、盗賊まがいの行為をした者もいた。
雲に入ると見えないことから → 住所不定の意味もある。
網を張ってカモを待つことから → 蜘蛛 → 蜘蛛助 という説もある。
関西のタクシー運転手の強盗殺人事件で、裁判官が運転手一般を雲助呼ばわりしたことが、大問題となったが、サービス業の従業員がお客様を殺すなどは絶対に許されない行為である。
雲助
雲助
雲助(クモスケ)
- 駕篭を舁ぐ男をいふ。江戸語。
- 昔の篭かきを雲助といつたが、之れは駅路に漂泊する継立の人夫の生活が、雲の如くはかないものであつたから軽蔑して呼んだ。現今自動車の運転手で雲助のやうな行為をするのがままあるので斯くいふ。
分類 江戸語
雲助
雲助(うんすけ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 09:49 UTC 版)
雲助(くもすけ)のことを「うんすけ」と読む者もいるが、これは誤読である。もしくは運転手(うんてんしゅ)の「うん」とかけている可能性がある。 また「うんすけ」と読む場合、酒・醤油・酢等の液体を醸造用の大樽など大型の容器から小分けして小型の容器に移す際に、仲立ちとして使用される注ぎ口付きの高さ数十 cmほどの中型の焼き物(陶器)の一時貯蔵用容器(甕・壷・徳利)を指す。この「うん」は、この陶器の生産地であった雲州を語源とする説がある。
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