貯蔵用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/04 14:59 UTC 版)
最も主要な用途は水や穀物の貯蔵用である。液体の貯蔵では水以外にも油や酒、醤油などにも使われた。スウェーデンの植物学者カール・ツンベルクは著書において「甕は水の貯蔵に使われる。日常の飲料水はこのなかで清潔に冷たく貯えられ,さらに沈殿物は底に沈んでいくので,水はより清浄になり,健康に良い」と記している。またこの甕を「世界最大」とし、オランダ人が購入してバタビアなど東インドで販売しているとも記している。また、ドイツの博物学者エンゲルベルト・ケンペルも「非常に大きな一種の壺が焼かれ,ハンブルクの壺と同じように,水瓶として使われている。」と記録に残している。
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