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株式の投資基準とされる固定長期適合率とは

 

株式の投資基準とされる固定長期適合率とは、企業の固定資産の株主資本と固定負債に対する割合をパーセンテージで表したものです。

固定長期適合率は、固定資産が株主資本と固定負債の合計額以下かどうかを調べるための指標です。固定負債は借入金ですが、返済日まで時間があるため企業の資金繰りに影響しないという考えから株主資本と合わせて計算します。

固定長期適合率は、次の計算式で求めることができます。

固定長期適合率=固定資産÷(株主資本+固定負債)×100

固定長期適合率は、固定比率と同様に、数値が100%未満であれば財務面では安全性の高い企業であると判断することができます。

固定長期適合率は、企業の貸借対照表から算出できます。



上の貸借対照表では、固定資産が1373023百万円、株主資本が848333百万円、固定負債が695920百万円になっています。固定長期適合率、次の計算式で求めることができます。

固定長期適合率=1373023百万円÷(848333百万円+695920百万円)×100≒88.91%

(2012年06月25日更新)



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