汎用レジスタ(ジェネラルレジスタ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:17 UTC 版)
「レジスタ (コンピュータ)」の記事における「汎用レジスタ(ジェネラルレジスタ)」の解説
特定の目的を持たず、命令により各種機能を果たすレジスタ。特にデータレジスタとアドレスレジスタを兼ね備えたレジスタ。MC68000のように、データレジスタとアドレスレジスタを分けている例もあるが、ほとんどのプロセッサは汎用レジスタを持っている。また、汎用レジスタを多く用意しておけば、プログラミングの自由度が格段に増し、特にコンパイラが実行効率の良いオブジェクトコードを生成しやすくなる。RISC系プロセッサでは全ての汎用レジスタが同等の機能を有している事が多い。そのような設計を「レジスタの直交性が高い」と表現する事がある。なお、プロセッサの設計においては、計算対象の指定方法がほぼ全ての命令で同じである(オペランドのアドレッシングが命令に依存しない)ことを「命令の直交性が高い」などと表現する事があるが、これはレジスタの直交性とは異なる概念である。
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