構造化とは? わかりやすく解説

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構造化

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構造化

読み方こうぞうか

個々の空間データネットワーク構造面構造、位相構造にすることを構造化といい、構造化されたデータのことを構造化データという。構造化されていないデータのことをスパゲッティデータまたは単にスパゲッティ呼んでいる。

構造化プログラミング

(構造化 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 06:17 UTC 版)

構造化プログラミングこうぞうかプログラミング: structured programming)は、コンピュータプログラムの処理手順の明瞭化、平易化、判読性向上を目的にしたプログラミング手法である。一般的には順接、分岐、反復の三種の制御構造(control structures)によって処理の流れを記述することと認識されている[1][2]制御構造制御構文、構造化文(structured statement)、制御フロー文(control flow statement)とも呼ばれる。また、プログラムを任意に分割した部分プログラム(サブルーチンコードブロック)の階層的な組み合わせによるプログラムの構造化も指している。


  1. ^ ソフトウェア危機の始まりと構造化プログラミングの歴史について[4]の第23章に詳しい。
  2. ^ "statements transferring control to labelled points" という言葉で一応 goto 文に触れている[3]
  3. ^ Harel,David (1980)."On Folk Theorems"(PDF)のP381の左列の中央にハーラン・ミルズ(Harlan Mills)が未公表の講義資料の中で "The Structure Theorem" と名付けたことが書かれている。この資料の出典[67]が1972年のため構造化定理が発明されたのは1970年代初頭と推測される。
  4. ^ 直接は無関係だが、ダイクストラはBASIC批判の急先鋒でもあった。マイコン普及以前の1970年代に既に、BASICでプログラミング教育をすべきでない、と強く主張している(wikiquote:Edsger W. Dijkstra#How do we tell truths that might hurt? (1975))。
  5. ^ すなわち、プログラム検証と構造化プログラミングとは不可分の関係にある。
  6. ^ D.グリースはプログラムの正しさの証明を、抽象的なレベルでは正当性証明、具体的なレベルではプログラムの検証と言葉を使い分けているが[36]、ここでは厳密な区別はしない。
  7. ^ ダイクストラはプログラミングと証明を並行するのに適した、最弱事前条件をによる検証方法を考案した。ホーア論理は作り終わったものは証明できるが、これから作るプログラムについては指標を与えてくれない[47]
  8. ^ 形式化にとらわれない点では(当時のダイクストラの)構造化プログラミングは形式手法と趣きが異なる。なおプログラムの正しさの証明とはウォークスルーやインスペクションによるレビューではなく、帰納法や最弱事前条件による検証を指す。 形式的でない証明の方法については、ロバートの「プログラムの証明」[43]が良い入門書の一つである。
  1. ^ 構造化プログラミングとは - IT用語辞典” (日本語). IT用語辞典 e-Words. 2020年6月1日閲覧。
  2. ^ 構造化プログラミング - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典”. yougo.ascii.jp. 2020年6月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f E. W. Dijkstra, “Structured Programming”, In Software Engineering Techniques, B. Randell and J.N. Buxton, (Eds.), NATO Scientific Affairs Division, Brussels, Belgium, 1970, pp. 84–88.
  4. ^ a b c グリース, D. 筧捷彦訳 (1991). プログラミングの科学. 培風館. ISBN 4563007943 
  5. ^ 山崎利治, "流れ図", プログラムの設計, 共立出版, 1990, pp.110-113. ISBN 4320023781
  6. ^ a b c d Knuth, D. E. (1974). “Structured Programming with go to Statements Computing Surveys”. ACM, New York, NY, USA 6 (4): 261-301. CiteSeerx10.1.1.103.6084. 
  7. ^ a b c N.ヴィルト, 系統的プログラミング/入門, 野下浩平, 筧捷彦, 武市正人 訳, 近代科学社, 1978.
  8. ^ Böhm, C.; Jacopini, G (1966). “Flow Diagrams, Turing Machines And Languages With Only Two Formation Rules”. Communications of the ACM 9 (5): 366-371. CiteSeerx10.1.1.119.9119. 
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  12. ^ 木村泉, "GO TO 論争:第3部 解説", bit, Vol.7, Issue 5, 1975, pp.27-39, 共立出版.
  13. ^ 有澤誠訳『文芸的プログラミング』p.45
  14. ^ B. Randell and J.N. Buxton, (Eds.), Software Engineering, NATO Scientific Affairs Division, Brussels, Belgium, 1969.
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  17. ^ a b 山崎利治, "構造的プログラミング", プログラムの設計, 共立出版, 1990, pp.113-142.
  18. ^ 玉井哲雄 (2008), “ソフトウェア工学の40年” (PDF), 情報処理 49 (7): 777-784, NAID 110006830060, http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/~tamai/pub/40yearsSE.pdf 
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  22. ^ a b 木村泉 (1975). “プログラミング方法論の問題点:超職業的プログラミングについて”. 情報処理 (情報処理学会) 16 (10): 841-847. NAID 110002720277. 
  23. ^ 木村泉, 米澤明憲, 算法表現論, 岩波書店, 1982.
  24. ^ D.シャシャ, C.ラゼール, "エズガー・W・ダイクストラ", コンピュータの時代を開いた天才たち, 鈴木良尚 訳, 竹内郁雄 監訳, 日経BP社, 1998, pp.61-74. ISBN 4822280462
  25. ^ a b 中山晴康, "ダイクストラ教授との3日間", bit, Vol.9, Issue 1, 1977, pp.7-9, 共立出版.
  26. ^ Edward Nash Yourdon, 構造化手法によるソフトウェア開発, 黒田純一郎, 渡部研一 訳, 日経BP社, 1987.
  27. ^ What led to “Notes on Structured Programming””. 2020年1月閲覧。
  28. ^ 筧, 捷彦 (1975). “ストラクチャード・プログラミング用言語”. 情報処理 (情報処理学会) 16 (10): 856-863. NAID 110002720279. 
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  33. ^ 構造化プログラミング(1975) p.6
  34. ^ D.グリースはプログラムの正しさの証明を、抽象的なレベルでは正当性証明、具体的なレベルではプログラムの検証と言葉を使い分けているが、ここでは厳密な区別はしない。
    • 金山裕 編, "構造的プログラミング −批判と支持−", bit, Vol.7, Issue 7, 1975, pp.6-13, 共立出版.
  35. ^ 所与のプログラムの正しさを後付けで証明することは、はじめから証明を意識して作られたプログラムの場合より難しいことが経験的に知られている、と言われる。
    • E.W.Dijkstra, "Programming methodologies, their objectives and their nature", Structured Programming, Infotech state of the art report, 1976, pp.205-212, Infotech International.
  36. ^ 金山裕 編, "構造的プログラミング −批判と支持−", bit, Vol.7, Issue 7, 1975, pp.6-13, 共立出版.
  37. ^ a b R.Geoff Dromey, How to Solve it by Computer, Prentice Hall, 1982.
  38. ^ E.W.ダイクストラ, “謙虚なプログラマ”, ACMチューリング賞講演集, 木村泉 訳, 共立出版, 1989, pp.23-43.
  39. ^ E.W.Dijkstra, "The Programming Task Considered as an Intellectual Challenge", 1969.
  40. ^ E.W.Dijkstra, "Concern for Correctness as a Guiding Principle for Program Composition", 1970.
  41. ^ E.W.Dijkstra, "Programming as a discipline of mathematical nature", 1973.
  42. ^ John C. Reynolds, The Craft of Programming, Prentice-Hall, 1981.
  43. ^ a b ロバート B.アンダーソン, 演習プログラムの証明, 有沢誠 訳, 近代科学社, 1980.
  44. ^ 小野寛晰, プログラムの基礎理論, サイエンス社, 1975.
  45. ^ E.W.Dijkstra, "Programming methodologies, their objectives and their nature", Structured Programming, Infotech state of the art report, 1976, pp.205-212, Infotech International.
  46. ^ a b c E.W.ダイクストラ, プログラミング原論 ― いかにしてプログラムをつくるか, 浦昭治訳, サイエンス社, 1983.
  47. ^ 二木厚吉 監修, ソフトウェアクリーンルーム手法, 日科技連, 1997.



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